【体験談】30代で保母から介護に転職した女性

30代で転職したときのこと。

今回は30代で保育所の保母さんから、介護の仕事に転職した女性A・Yさんの経験談を紹介します。

A・Yさんのプロフィールは

30代の女性で、7歳になる息子と二人暮らし。夫とは息子が2歳の時に離婚。現在は介護の仕事に就いています。

 

30代での転職とその後の生活

仕事というものはただ生活のために収入を得るということだけではなく、人生において大きな役割を持つものだと感じています。学生の頃に自分で希望して選んだ仕事であってもやってみたらあわないと感じたり、継続できない環境が生じて転職せざるを得ない状況になることがあります。

私の場合は後者の理由で30代での転職をしました。今は新しい仕事でなんとか落ちついて生活もやっと安定してきました、数年前のことなのですが、今思うとあの時転職をしてよかったなぁと思っています。この記事では私が30代で転職をした経験をお話したいと思います。

私について

私は、現在30代の女性です。介護の仕事をしています。31歳の時に転職し、事業所の移動などはありましたが、この介護の仕事を継続して5年以上たちます。家族構成は7歳の息子が1人います。

息子が1歳半の時に離婚をしてその後再婚はしていません。離婚をしてからは息子を連れて実家に戻って両親と一緒に暮らしています。私が結婚する前は、実家で私と2歳年上の姉も暮らしていて姉も結婚して実家から離れたので、もともと私が使っていた部屋と姉が使っていた部屋を使って暮らしています。

 

私が転職前にしていた仕事

転職前の仕事は、 今と同じ福祉の仕事ではありますが、保育所の保母でした。高校時代に保母になりたいと思い、短大の幼児教育課に進学しました。しかし、その頃の保母の就職状況は厳しく卒業後臨時採用で保育所に就職はできましたものの、収入は少なく不安定でした。独身の間は実家に両親と暮らしていたので、収入が少なくても家賃などがいらなかったので生活していくことには問題はありませんでした。

そして、結婚している時は夫の収入も多くはなかったのですが、私も保母の仕事をしながら共働きでなんとか生活はできていました。離婚後はまた私は保母の収入だけになってしまったので、両親が生活費などを支えてくれていていました。 離婚をして実家に戻ってからも、収入面には不安があったのですが、保母の仕事には不満や体力的にキツイということもなかったので、このまま子供を育てながら暮らしていくのだと思っていました。

しかし、その後私が転職せざるを得ない状況がやって来たのです。

 

保母から転職をしようと思ったきっかけや出来事

私は保母の仕事が大好きで、天職とまで思っていましたので、いくら不安定な収入であっても転職することは考えていませんでした。しかし、子どもが3才くらいの時に、母親が病気で亡くなってしまったのです。以前から病気ではありましたが、いつも元気にしていてくれた母だったので、経済的にも精神的にも私の心の支えになっていました。

その頃父は定年になっていたので、年金で生活していたこともあって今までのように私と子どもの生活を支えるだけの余裕はありませんでした。これ以上父に迷惑をかける訳にもいかず貯金などもなかったので、私は大好きな仕事ではあっても不安定な収入の保母の仕事を辞め、安定した収入を得ることができる仕事を探し、転職することを決めました。

 

転職活動はなかなか大変だった。

まず、貯金などがなかったので生活をするためには退職をしてから仕事を探すということが出来なかったので、保母の仕事を続けながらハローワークに求職登録をして今より給料が高くて安定した仕事を探しました。しかし、ずっと保母の仕事だけしかこの歳になるまでしていなかったので、今さら事務や店員の仕事ができるのか考えるととても不安でした。

それで、保母と同じような福祉の別の仕事を考え、ハローワークに加えて福祉関係の仕事を探す福祉人材センターという機関にも登録をして仕事を探していました。こどもは2才半から保育所に通っており、保育料は収入に応じた金額なので、保育料は安く、市から児童扶養手当も受給できていたので、生活を切り詰めればこのまま保母の仕事を続けてもしばらくは生活することができるんじゃないか…とも考えましたが、子供が大きくなってからのことを考えるとやっぱり不安があり、転職を考えました。

しかし、なかなか思うような仕事はみつからず困っていました。そんな時、仕事をやめて雇用保険をもらいながら再就職のための資格取得講座などを受けるという選択肢も今思えばあったのですね。

でも、その当時はいろいろな事を考える余裕がまったくなかったのです。年齢的には30代ならまだたくさんの仕事の求人がありました。でも、仕事にするなら自分が好きで続けられると思う仕事を選びたいと思いました。福祉を短大で学んでいたこともあり、物を作る仕事や売る仕事よりも人のお世話をする仕事が好きだったんですね。それで、条件にあった仕事を待ち、半年程たった頃です。身体障害者の施設の求人をみつけました。夜勤もあり、成人の施設であったため、体力的にも精神的にも不安でしたが、安定した収入があり、その施設への就職を決めました。

 

障碍者施設へ転職してからのこと

身体障害者の施設での仕事は、心配していたほど体力的にも精神的にも辛くはなく、今でもその仕事を続けることができています。

収入面も保母の仕事をしていた時よりも増えて生活は安定し、私一人のお給料で私と子供二人がなんとか生活できるぐらいにはなりました。また身体障害者の施設で仕事を続けていく中で、仕事が終わってから家に帰り子供を寝かしつけた後で勉強をして、介護の資格を取得することもできました。その事がきっかけとなり、今は老人介護の仕事も受け持つことができるようになりました。

離婚をして実家に帰った時は、収入が少なくて「これからどうなるんだろう…」なんて寝る前に考えてしまってなかなか寝付けなく、翌日の仕事に支障をきたしてしまうなんてこともありましたが、時間はかかってしまったものの続けられている今の介護の仕事に就くことが出来て本当に良かったです。

私と同じようにシングルマザーの方で、なかなか仕事がなくて困っているという話をよく聞いたりするのですが、確かに独身の同じぐらいの年齢の方と比べると、子供のこともあって時間や給料面で合う仕事がないかもしれませんが、できるだけ長く続けられる仕事を選ぶ方が良いです。そうすることで、生活が安定するだけじゃなく、精神的にも余裕が出てくるようになるはずなので。

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