【体験談】未経験からシステムエンジニアに転職

30代でSEに転職の画像

今回の転職体験談は、都内に住んでいる34歳の男性Iさんの体験談です。

Iさんのプロフィールを簡単にご紹介すると、

都内在住の34歳、既婚で子供が一人。現在の職業は金融機関のシステム開発をする仕事をしておられます。Iさんの経歴がちょっと特殊なのは、現在のシステム開発の仕事をする前は転職関係の会社で営業の仕事をしていたという事です。

転職関係の職場で働いている時に、Iさんのクライアントでもあったシステム開発の業務に興味を持ったことが転職のきっかけとなったのです。

Iさんは転職関係の仕事をしていたため、システム開発という仕事がどういう仕事だというのは知っていたのですが、30代になってから転職関係の営業マンからシステム開発という全く別の業種に転職関係をしたIさん。転職後はいったいどのように変わったのでしょうか?

では、Iさんの転職体験談をご紹介します。

私のプロフィール

私は現在、金融機関のシステム会社で働いている34歳の会社員です。今の会社に勤務をし始めて約3年ほどが経ちます。東京都内で賃貸マンションに住んでおり、妻と子供一人の3人で生活をしています。都内で家族が住んでいる賃貸マンションと聞くと、高そうなイメージがあると思うのですが、会社から家賃補助をしてもらってなんとか住めているといった感じです(笑

特に何か資格があったわけでもなく、学生時代にシステム開発の勉強をしたということもなく、現在のシステム開発の仕事も未経験から会社の講習を受けてなんとかチームを任せられるぐらいにはなりました。

こんな感じで、特にパソコンやシステム関係に詳しかったというわけではないのですが、現在は金融関係のシステム開発の会社で働いています。

転職する前までにしていた仕事

転職前は営業マンの画像

31歳の時に今の仕事に転職をしたのですが、それまでは大学を卒業してから大手の転職サイトを運営している会社に就職をして働いていました。

転職関係のどういった仕事をしていたのかと言うと、私は法人担当の営業をしていて主に銀行や保険会社、証券会社などの金融関係の会社に求人転職情報の開拓や人材の紹介をしたりしていました。

テレビCMなどもバンバン流れている、大手の転職サイトの営業として働いていたのですが、営業の仕事はなかなか大変でした。就職が決まった時は、私の両親もテレビCMが流れているような会社に私が就職を出来たことを喜んでいて、私自身も浮かれていたのですが入手して1年ほどで「もう辞めてしまおうかな…」と思うぐらい初めは大変でした。

というのも、最初の3ヶ月程は先輩社員に付いて営業をするのですが、営業はおろか接客業さえもした事がなかった私にとっては、どうやって営業をすれば良いのかという根本的なことが分からなかったのです。そのため営業職に最低限必要なビジネスマナーすらなっていないという事で先輩からは叱られっぱなしでした。

先輩社員に付いて営業をする期間が終わってからは、私一人で新規の企業に出向いて営業をすることになったのですが、最初の1年間は営業をしても全く成果がでないと言った感じで次第に心身ともに疲れてきました。

転職サイトと聞くと、優秀な人材が欲しい企業から依頼があって単に人を紹介しているだけと思われるかもしれませんが、実際はその逆で企業からの依頼というのは案外少なく、私達のような営業マンが毎日のように何百件と電話をかけて、担当者と話すことができた企業に訪問をして依頼を取ってくるという方が多いのです。テレビCMを流しているような会社でも、裏ではそのように必死に営業活動をしているのです。

営業をしても大した成果も上がらず、同期で入社した同僚の中にはチームリーダーになって、早くも将来が期待されて昇進する人もいて、焦るというのとはまた違うのですが、次第に自分の仕事に意味を見出せなくなって腐りかけていたんです。これが入社して1年目の頃ですね。

もう辞めようかなと思っていた頃に、たまたま上司が変わったのですが、その上司が私のことを気にかけてくださり、営業とはどういうものなのかというのを一から教えてくださったのです。

その上司には業務後に毎日2時間ほど営業のポイントやコツについて教えてもらい、たまたまかもしれないのですが、初めて1週間に2件の依頼を取ることが出来たのです。そのことがきっかけとなって自分でも出来るんだと思い、そのまま営業職として働き続けることが出来たのです。

今のシステム関係の仕事をする前はこんな感じで、転職サイトの営業マンをしていました。

営業マンから転職しようと思ったきっかけ。

転職したいと思ったある日の画像

徐々に営業のコツが分かりはじめ、成果の方も上位に名前を連ねるようになり就職をして5~6年目ぐらいの時に、転職サイトとは別の人材派遣の業務も並行して任されるようになったのです。この人材派遣の業務は、転職サイトの時とは違って、企業から転職サイトに掲載の依頼があった時点で成果になるのではなく、人材を入社させることが出来れば成果になるというものでした。その分転職サイトの頃の給料体系とは違って、それぞれ個人にインセンティブが付くという感じでした。

そういう給料体系だったので、転職サイトの営業だけをしていた時よりも給料は良くなったのですが、個人の成績が重要視される分、プレッシャーは大きくなりました。

プレッシャーは大きくなったものの1年目の頃のように、辞めたいと思うようなことはなかったです。おそらくそれなりに仕事にも自信が持てるようになって来ていたからだと思います。

話が少しずれてしまいましたが(笑)それなりに仕事にも自信を持つことが出来るようになったのに、なぜ転職をしようと思ったのかと言うと、私が担当をしていた企業の中に金融関係のシステム開発をしている企業があったのです。

その企業では数百人のシステムエンジニアがチームを組んで、大規模なシステム開発を行っている企業でした。システムエンジニアの業界は人の入れ替わりが激しく、担当をしていた私も月に数回はその会社に足を運んでいました。

最初の頃は、「システムエンジニアって大変だな。」ぐらいにしか思っていなかったのですが、何度かその企業に足を運んでいるうちに、1つの大きなプロジェクトが完成まであと少しというところまで来ていたようでした。

で、その時にシステム会社の人事担当の方と話す機会があったのですが、その時にその人事担当の方から、

「この大きいプロジェクトが終われば、辞める人が増えるので人材の確保をしておいて欲しい。」

ということだったのです。

そのシステム会社では、社内に講習制度などがあり未経験の人でも数ヶ月講習を受ければ、システムエンジニアとして現場に出るようなのですが、大きなプロジェクトが完了すると毎回離職者が増えるのです。そのため、次のプロジェクトに向けて新たに人材を確保するといった繰り返しでした。

しばらくして大規模なプロジェクトが完成をしたのですが、たまたまその完成した日に私も営業に来ており、システムエンジニアの方達や会社の方達が完成した喜びに和気あいあいと、達成感に浸っている姿を見て羨ましさを感じたのです。

私が学生時代に吹奏楽をしていたこともあり、その時のシステムエンジニアの方たちの楽しそうにしている姿が、吹奏楽をしていた頃のコンクールなどで入賞をした時の達成感を思い出したのです。

確かに転職の営業マンの仕事でも結果が出た時は達成感はあるのですが、個人としての達成感であって、そのシステムエンジニアの方達のようにチームで何かを成し遂げたという達成感とは全く別物だったのです。

それまでは仕事に対して頭の片隅で、家族が食べていくために給料を得るために仕事をしなくてはいけないというのがあったのですが、その時のシステムエンジニアの方達を見て、こんな風に達成感を感じることが出来ればもっと楽しいだろうなと思い始めたのです。

もちろん家族もいたので、いきなり転職をして未経験からシステムエンジニアになるというのは無謀だと分かってはいました。それに人の移り変わりが激しい業界で、その時の私は30歳を超えていたのでシステムエンジニアになるには遅い年齢だということも分かっていたのですが、転職をしてみたいという気持ちは日に日に強くなってゆきました。

3ヶ月ほど、転職するべきなのかどうなのかということを考えていたのですが、あの時のシステムエンジニアの方達の達成感を忘れることが出来ず、無茶だとは分かっていたものの今の仕事をしながら転職活動を始めてしまったのです(笑

システムエンジニアになるためにどういう転職活動をしたのか?

SEへの転職活動の画像

単に達成感を味わいたいというだけなら、システムエンジニアに転職をしなくても他のチームでの業務が多い職種でも可能ですが、私の場合は家族もいるため給料面のことも十分に考える必要があったのです。私は転職関係の仕事をしていたので、システムエンジニアの給料であれば最初少しガマンをすれば食べていけるということは分かっていました。なので、他の職種ではなくシステムエンジニアになることを目指したのです。

私の担当をしている企業にシステムエンジニアの会社が数社あったのですが、さすがにそこに応募をするというのはあまりいい気がしなかったので、求人をしているシステム開発の会社に直接応募をするということにしました。

システムエンジニアの仕事自体は結構な数があるのですが、未経験でも講習があるところというのはなかなか無く、さらに給料面のことを考慮したら3社ほどしかありませんでした。それで、その3社にエントリーをしてみたのですが、実際に面接まで進めたのは1社だけで、その1社も面接で不採用ということになってしまいました。

その時点で諦めれば良かったのですが、どうしてもシステムエンジニアへの転職を諦め切れなかった私はこれでダメだったら諦めようと思って転職エージェントに相談することにしたのです。

それで、転職エージェントのサイトから登録をして、エージェントの方に相談をする時にシステムエンジニアに転職をしたいということを伝えたのです。

転職エージェントの方にそのことを伝えたときは、「いままでの転職業界でのキャリアがもったいない。」ということを言われたのですが、これで無理だったら諦めようと思っていたので、「システムエンジニアへの転職しか今は考えていない。」ということを伝えました。

なんとか転職エージェントの方にも理解していただき、システムエンジニアへの転職の道を探していただくことに協力をしていただきました。

転職エージェントの方と話をして1週間ほど経った頃、担当のエージェントの方からご連絡をいただき、1社だけシステム会社の案件があるということだったので、早速面接を受けることに。

私が担当をしていたシステム開発の会社のように大きな会社では無かったのですが、講習制度もあり給料面でも考慮してくださり、なんとかその転職エージェントから紹介をしてもらったシステム開発の会社から内定をいただくことが出来ました。

→評判の良い転職エージェントはこちらの記事で。

半ばシステムエンジニアへ転職することを諦めかけていたのですが、転職エージェントに相談をしたおかげで無事に内定をいただくことができたのです。もしかしたらこのときに転職エージェントに相談をしていなかったら、現在私はシステムエンジニアとして働くこともなく、あのまま転職関係の営業職を続けていたかもしれません。なので、このときの転職エージェントの方には感謝しています。

⇒私が利用した30代の転職に強い転職エージェント

システムエンジニアに転職後はどうなった?

転職したその後は?の画像

システムエンジニアに転職後は、最初の1年目はまだ講習を受けているという身だったので、分かってはいたのですが、給料面はなんとか家族3人が食べていけるというぐらいでした。最初の1年目の給料のことは面接の時にも聞いていたので、自分でも理解していました。

それよりも以前の転職関係の仕事をしていた時よりも、仕事が楽しかったのを今でも覚えています。

2年目からは給料も上がり、現在は10名ほどのチームをまとめるリーダーとして働いています。20代の先輩や年上の後輩もいるといったチームをなんとかまとめて、小~中規模ほどのシステム開発をしています。

転職をする前は、システムエンジニアになりたいと思っていたものの、未経験の自分に出来るのか?という不安もあったのですが、いざやってみると自分がやりたいと思っていたことって必死になって勉強するもんなんですね。そんな自分に今考えれば驚いています。学生の頃の勉強とは違うもんです(笑

今では3年目になるのですが、仕事で家に帰るのが遅くなったりもするのですが、小さいながらもプロジェクトが完成をした時の達成感を味わうことが出来て、システムエンジニアの仕事に充実感を感じています。

給料面も転職関係の仕事をしていた頃よりも少しアップして、あの時に無茶だけで転職をしていて良かったなと思えています。

えらそうなことを言うつもりは無いのですが、システムエンジニアに転職をしてみて思ったのは、仕事に対して自分が本気で打ち込めるというのは大切だなと常々感じています。30代で転職をするとなると家庭がとか将来のことがとかいろいろと制約が出てきてしまいますが、自分が納得できる仕事をするというのは本当に大事だと思います。

この私の体験談を見られた、転職を考えている30代の方に少しでも力になれればと思っています。

長々と私の転職の体験談を書きましたが、お読みいただきありがとうございました。

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