【体験談】30歳の女性がリラクゼーション業から販売員に転職

施術師から転職の画像

今回紹介する転職体験談は、32歳の女性Kさんの転職体験談です。

Kさんの簡単なプロフィールを紹介すると…

東京都在住の現在32歳の女性、短大を卒業してから10年の間に5回ほど転職をされている方です。現在は大規模な商業施設で正社員の販売員として働いておられます。

販売員に転職をする前は、いわゆる「手もみ屋さん」と言われている肩コリなどをほぐしてくれるリラクゼーション施設で施術師をされていました。

その以前には事務やテーマパークなど少し変わった職歴の女性なのですが、30代目前で転職することを決意されて転職後はどうなったのでしょうか?

では32歳の女性Kさんの転職体験談を紹介します。

 

30歳でリラクゼーション業から転職をした私のプロフィール

プロフィールを紹介する女性

私は今年で32歳になった女性です。20歳で短大を卒業した後は、様々な仕事を経験しました。

短大は美術系だったのですが、卒業をしてから美術関係の仕事をしたいというのもそれほどなく、地方から東京に出てきていたので、生活をするために今も仕事をしているといった感じです。

将来的には田舎に戻って、自家栽培の野菜を使ったこじんまりとしたカフェのようなお店をしたいなというのはあるのですが、現状はというと自分の生活のために仕事をしなくちゃいけないといった感じですw

私が短大を卒業して経験した職種は、エステティシャンやリラクゼーションマッサージの施術師に営業事務、テーマパーク勤務、販売業などです。こうやって振り返ってみると10年ほどの間に結構職を変えていますねw

短大を卒業をしてすぐの、比較的若い内に営業事務と接客業の経験を積むことができたので、今思えばそれが後の転職活動に有利だったように感じています。

私が仕事を選ぶときの基準にしているのは「仕事内容」と「週休2日」というのをかなり重要視しています。仕事内容に関してはほとんどの方が重要にしていると思うのですが、私の場合は体調を崩しやすいこともあって、週休2日というのがどうしても譲れない条件なのです。

これといって「したい仕事がある!」といった仕事は無くて、面白そうだなと思ったり興味があると思った仕事にチャレンジする感じですね。いままでいろいろな仕事をしてきているのですが、飽きやすいというのもあると思うのですが、一つの仕事をずっと続けるというよりは、いろいろな仕事をしてみたいというのもあるからかもしれません。

私が転職する前にしていたリラクゼーションの仕事

リラクゼーション施術師の仕事

今は大型の商業施設で正社員として販売員をしているのですが、転職前にしていた仕事はいわゆる「手もみ屋さん」などと言われる、フランチャイズのリラクゼーション業の施術師でした。こちらも一応、正社員として仕事をしていました。

利用された方もいらっしゃると思うのですが、30分~120分間お客様の肩こりや腰などの疲れをほぐす仕事です。(私も働いてみるまで知らなかったのですが、法律の関係上で実は「マッサージ」という言葉は使えないのです。)

なぜこのリラクゼーションの施術師をしようと思ったのかというと、もともと私も肩こりが酷くそれが原因で頭痛に悩まされるなんてこともしばしばあったからなのです。それで、もしかしたらこの仕事をすれば肩こりを治すツボのようなものを知れるかも?なんていう軽い気持ちだったのですが(笑

実際に仕事をしてみると、結構疲れるのですがなかなか面白かったのです。マッサージが終わった後のお客様の調子が良くなった表情を見たりすると、やりがいがあったんですね。

私が働いていたお店の営業時間は朝の10時から深夜1時まで。私の勤務時間は18時から深夜1時の時間帯でした。朝が苦手な私にしてみれば、正社員として夕方から働けるというのもちょっと魅力的だったんですw

お給料の方はというと、それが完全歩合制で60分施術すると1,700円の収入といった感じです。その中から、毎月備品使用料と保険代が引かれました。

先ほど正社員の前に一応とつけたのはお給料が歩合制だったためですw保険などはあったのですが、お客さんが少ないと収入が減ってしまったり、逆にお客さんが多いと収入が増えるといった感じでした。店舗では働いていたものの、自分の仕事量次第で稼ぐことができるというのも、私の性格的に合っていて歩合制だったものの楽しかったです。

ちなみに私が働いていた店舗は、東京の中心部に近い場所にあったので客数も多い店で、勤務時間の割にはたくさん稼げる仕事だったと思います。歩合制だったので、毎月の給料に多少の波はあったのですが平均的な月収は手取りで約23万円ぐらいでした。

その頃は20代後半で一人暮らしだったので、それだけお給料があれば困ることもなく毎月貯金も一応できるといった感じでしたね。

私がリラクゼーション業から転職しようと思ったきっかけ

リラクゼーション施術師から転職するきっかけ

私がリラクゼーションの施術師から転職を考えた理由は大きくは2つあります。まず一番目の理由が、勤務時間帯でした。最初はこの勤務時間帯が気に入っていたのですが、次第に生活習慣が乱れ始め、友人達とも時間が合わなくてなかなか会うことができないというのが気になってきたのです。

深夜1時に仕事を終えて、そこから店舗の後片付けをして帰宅すると深夜2時近くになります。そのままお風呂に入って、夕食を摂らずに寝る日々が続きました。その代わり起きてからの朝食はしっかりと食べるという感じにしていました。

眠るのが多少遅くなっても、翌日の仕事が18時からなので朝方まで起きていても大丈夫だと思っていました。最初の頃はそういう生活も楽しかったのですが、働き出して1年ほど経ってきた頃に、睡眠と食事が不規則になり、結局日中はほとんど寝て過ごすというのが多くなり、時間が有意義に使えないことを実感しました。

また、普段はどれだけダイエットをしても痩せないのに、生活が不規則になってしまって十分に休むことができなかったためか10kg体重が減ってしまいました。あとはお肌もボロボロになってきたんですね。

それだけ夜に働いて、朝方まで起きているという生活が健康に影響を及ぼしたんだと思います。

最初は夜中に起きているという生活が楽しかったハズなのに、休日まで生活が逆転してしまっていて、日常生活で楽しいことがほとんどなくなってしまって、軽いうつ状態になってしまってたんだと思います。

この仕事の時間帯がしんどくなってきたというのが、転職を考えた一つ目のきっかけです。

もう一つの理由は、勤務が終わってもすぐに退社しないという私の働いていた店舗独自の風習でした。

深夜1時という時間帯なので、勤務が終わったら私は即帰宅したいのに、全員の帰り支度が終わるまで皆で待つシステムになっていました。

先輩の社員の人たちは勤務後、のんびりと帰り支度をしながら雑談をしたりする時間が好きだったようですが、私は一刻も早く帰りたいと毎日イライラしていました。

全員でお店を閉めて帰るというのは業務として決められたシステムではないので、割り切って先に帰宅している人もいましたが、その人は完全に職場から浮いていたことと、普段お世話になっている先輩たちなので私の場合は先に帰り辛かったのです。

くだらない事なのですが、生活習慣が乱れてしまっていたりといろいろなことが重なって、いつの間にかこれがガマンできなくなってきていたのです。

30歳の私、退職してからの転職活動

退職をしてからの転職活動

不規則な生活と、業務終了後の無駄な時間に耐えかねて私は転職活動をすることを決めました。

昔から私の場合は不器用なのと、勤務時間の関係もあって勤務しながら次の仕事を探すということができませんでした。そのため先に施術師の仕事を辞めて転職活動を始めたのです。

3ヶ月ぐらいは仕事をしなくても生活を出来るように、念のため貯金はしていたのですが、もしなかなか次の仕事が決まらないようなら、短期の派遣で事務やデータ入力などをしながら仕事を探すつもりでした。

新しい仕事選びの条件として、私が考えたのは以下の通りです。

1.深夜勤務が無い仕事

2.勤務地が自宅から片道30分以内

3.休日がフレキシブルなシフト制の仕事

4.できればオープニングの仕事

このほかにも私が思っていた条件はいくつかあったのですが、一番は深夜勤務が無いということが第一条件だったのです。(前職の最初はそれが気に入っていたのに一番嫌なことになってしまいました…w)

転職活動をする前に自分が絶対に譲れない条件を決めておくことで、比較的業種や職種が絞れますし、目先の条件に流されることなく妥協せずに仕事を探すことができましたね。

前職が仕事以外の面でも先輩に気を使わなければいけなかったので、今回は先輩がいないオープニングの仕事というものを条件に入れました。

仕事は主にインターネットの転職サイトと駅などに置いてあるフリーペーパーの求人広告で探していました。ちゃんと探してはいたものの、私が思っていた4つの条件に当てはまる仕事はすぐには見つかりませんでした。

仕事をやめて1ヶ月ほどたった頃に、近くにある大型商業施設の増設にともない求人が出されていることを転職サイトで知り、自宅から近かったこともあり試しに転職サイトから応募してみたのです。

書類審査をパスして面接をしていただけることになり、久しぶりに面接を受けることになったのです。2年ぶりぐらいの面接だったので緊張をしていたのですが、その商業施設で中途採用ということになったのです。

仕事を始めてから面接の担当者だった上司に聞いたのですが、過去に販売や接客の仕事をしていたことと、私が以前にテーマパークで勤務をしたことがあるというのが決め手だったようです。

何度か仕事を変えているのですが、この話を聞いた時は過去にいろいろな仕事を経験していてよかったなとちょっと思いましたねw

販売員に転職後の感想

販売員に転職

店長と販売員という立場の差はあれど、私と同じ時期に面接を受けた人たちは、皆が同時スタートだったので変な上下関係もなく、意思の疎通も仕事もしやすい本当にいい職場です。まだ今のところは(笑

転職活動をする前に自分が希望する譲れない条件を細かく決めていたことと、面接の際に私の希望条件をあつかましいながらも担当者の方に伝えてクリアにして入社することができたのも大きかったです。

気になっていたのが給与の部分だったのですが、転職しようとすると周りから「転職を繰り返すたびに、条件はどんどん悪くなっていく」などと言われていたのですが、面接の時にも給料の話があったので正直に前職の給料でどれぐらいもらっていたのかということを伝えました。その上で、希望する給料をもらうためには給料に見合う仕事をするということも伝えました。

そのため、一緒に働き出した他の同僚よりも積極的に残業やキツい仕事もこなしています。そのおかげもあって、働き初めて1年後には前職の給料よりも3万円ほど多いお給料をいただけるポジションを任せてもらえるようになりました。

女性の転職って何かと不利だと思われることが多いのですが、たまたま私が転職をして良い職場で働くことが出来たからというのではなくて、自分なりの条件を決めてそれなりのお給料をもらうためには、それに見合った仕事をする必要があるということを頭にいれておけば、女性が転職をすることも今の時代それほど恐れることでもないんじゃないかなと思います。

転職をして後悔したということにならないためにも、自分なりの働くときの条件を持つというのは大事ですね。

30代の女性の転職はなかなか難しいとか世間で言われていますが、転職活動の方法を帰ることによって、今よりも良い条件の企業に転職することも可能なのです。転職に成功した多くの女性がしている転職活動ってどんな方法?↓詳しくはこちらの記事で

⇒30代女性が転職に成功するために!

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