【体験談】ITエンジニアがUターン転職をした結果

ITエンジニアの転職の実情

今回の転職体験談は、前回紹介したITエンジニアのYさんの転職体験談の続きを紹介してみたいと思います。

Yさんの経歴を簡単に紹介すると、

Yさんは首都圏でITエンジニアとして官公庁関係の仕事をしておられ、地元の関西に戻りたいと思い、首都圏から関西へ同じITエンジニアとして転職をされました。関西に戻って仕事をして数年が経ち、高齢になられた両親と地元への貢献のために関西からさらに地元に戻るために、今度はUターン転職を考え転職活動を開始されるのですが…

ITエンジニアとしてスキルアップをしたYさん、ご両親と地元貢献のために30代後半でUターン転職をされるにあたって、どんな転職活動をされたのでしょうか?

ではYさんの転職体験談を紹介します。

YさんのITエンジニアとして首都圏から関西に転職をした体験談は↓こちらの記事で。

www.tenshokuda.com

官公庁の仕事をしていた首都圏から京阪神へJターン転職をして、ITエンジニアとして新たな方面へのキャリアを積み重ねていきました。今まで経験することが無かったOSやシステムを扱い、さまざまな顧客とのビジネスの中でいろいろと技術や知識を向上させることが出来ました。官公庁の決められた仕事をしていた頃と比べて、転職をして自分でいろいろなことをこなす必要があったのでITエンジニアとしてだけでなく、ビジネススキルも前回の転職で上がりましたね。

この関西の企業でITエンジニアとして働いて6年が過ぎるころ、地元に住む親が高齢になってきたことや自分がさまざまな場所で経験したことを地元のために還元したいという思いから、生まれ育った地元へのUターンでの転職を決意しました。

地元へUターン転職する前にしていたITエンジニアの仕事内容

ITエンジニアとして企業に常駐

転職前の企業では、ITエンジニアとしてさまざまな顧客からの案件を元に、新規導入や既存システムのリプレースとしてのサーバーインフラの構築や保守といったところから、導入済みシステムのメンテナンス運用など多岐にわたる業務を担当していました。

顧客先への常駐というケースもあり、もともと人見知りな部分もあったので非常に精神的に大変な時期もありましたが、多くのシステムを扱うことが出来たと同時に、さまざまな企業でのIT運用を肌で感じることが出来ました。

また、外資系企業で常駐することもあったので、英語でのビジネス経験をすることも出来ました。英語は中学生レベルだったのですが、そういう状況下に置かれたこともあって必然的にコミュニケーションは知らない内に取れるようになっていましたね(笑

現在は外資系メーカーで社内SEをしていますが、このときの外資系企業に常駐をしたという経験は社内のIT運用や、海外とのビジネスコミュニケーションなど大いに役立っていると感じます。

転職しようと思ったきっかけ

転職しようとしたきっかけの画像

前職では、多くの企業でさまざまな経験をして、ITエンジニアとしての知識の幅は大きく広がったと思います。

ただ問題は、IT企業特にエンジニア職にはよくあるケースですが、顧客先への常駐という形が多く、その際にはやはりプロパーの社員と比べて立場が弱く、大きな責任のある仕事が出来ないという不満がありました。

それと、常駐先が変わるとまた一から人間関係を作っていく必要があったのですがこれがなかなか自分の中ではストレスになっていたということもありました。ちょうどプライベートの話をするぐらい親しくなってきた頃には他の常駐先へということは良くあったのです。

さらには、親が高齢になってきたこともあり、地元で同居をして高齢の親と一緒に生活をしたいという思いもありました。私の地元は田舎で高齢者が多かったこともあり、少子高齢化が進む地域の再活性化のために何か出来きないか?という思いから地元へのUターン転職を決意しました。

東日本大震災以降に改めて地域や人同士の絆ということが見直され、地方で働くことを選ぶ人が増えたと聞きますが、ある意味で自分が行ったこともこれに近いことかもしれません。

Uターン転職のための転職活動の内容

転職エージェントを頼っての画像

転職活動は、前回1度目の転職と同じように転職エージェントを活用しました。と書けば「前回と同じじゃないの?」と言われそうですが、前回のJターン転職との実態は全く違いました。

具体的に挙げると違いは以下のような点です。

・地方へのUターンのため首都圏や京阪神と比べてITエンジニアの求人数が非常に少なかった。

・前回よりも私自身の年齢が上がっていた。(この時すでに30代後半でした。)

まず大きな違いは求人数の少なさです。前回の転職の時は首都圏から京阪神圏への転職で、首都圏には及びませんが京阪神のITエンジニアの求人数も比較的多く、転職エージェントから紹介していただけるさまざまな案件の中から選べる状況にありました。

そのため、さほど苦労することなく首都圏から関西への転職を決めることが出来たのですが、今回の地元への転職ではそれが一変しました。とにかく地元でのITエンジニアの求人が少なかったのです。

地方からの人材流出や過疎化などといった問題がメディア等で取り上げられるようになって久しいですが、そういった状況をまさに反映するかのように私の地元の求人数はITエンジニアに限らず非常に少ないものでした。

私の地元は京阪神圏まで多少は遠いながらも通勤は可能ですので、求人数の少なさから遠距離通勤も覚悟していました。

また、もう一つの前回の転職との違いは年齢です。当然ながら2度目の転職で年齢が上がっていますので、応募をした一部の企業からは30代後半という年齢で落選となったところもありました。ただ基本的には案件の少なさが問題とはなりましたが、年齢はそこまで問題になることは少なかったように感じます。

この、求人数の少なさと年齢の問題は転職エージェントの方に頑張っていただき、1年ほどかかりましたが、なんとかクリアすることが出来ました。

そしてなんとか1年かかって地元近郊にあった外資系のIT企業にUターン転職をすることが出来たのです。

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地元にUターン転職後にどう変わったか?

転職して良かったこと悪かったことの画像

今回の2度目の転職でもやはり前回と同じようにすべてが良くなることはなかったのですが、当初考えていた譲れない点「地元に戻る」「地元で地域に貢献する」ということはある程度実現させることが出来ています。30代後半で地元にUターン転職をして良かった面と悪かった面を挙げてみると…

【良かった面】

・地元に戻り、地域のためにさまざまに働くことが出来ている。

・年齢のこともあり役職がついた。

・外資系でグローバルを相手に仕事がする経験が出来ている。

・通勤時間が前職よりも大幅に短縮され、家族との時間が増えた。

【悪かった面】

・給与が地方の水準に合わせて前職よりも下がった。

・外資系ではあるものの保守的な職場なので、打開するのに苦労している。

良い面としては、通勤時間が大幅に短縮され前職で往復2時間かかっていた通勤時間が、今は15分と大幅に短縮することが出来、家族との時間が多く持てるようになったことですね。

今までは、平日は帰宅すると子供は寝ていることが多く、なかなか平日に触れ合う時間もありませんでしたが、転職することによってある程度子供や妻と時間を持つことが出来るようになりました。

また、地元での地域活動にも自治会の役員や消防団員など、さまざまな面で積極的に貢献することが出来るようになっています。それにより今まで触れ合うことのなかったタイプの人とつながりが出来、人間としての幅が広がったように感じます。これも通勤時間などが大幅に短縮されたおかげですね。

また、本業でも役職がついたり、英語を使ったりと新しい経験をいろいろと積むことが出来ています。

逆に悪い面としては、給与水準が地方のレベルにまで下がってしまったことです。都市圏に比べると、生活コストは安いのですが一人一台の自家用車や付き合いなど地方ならではの出費も多く、生活費が安いからといって給料が下がっても楽になるとは限らないのです。

よく田舎に移住をすれば生活費が下がって楽になるというようなことを、テレビや雑誌などでも見かけますが、実態はというとそれほど楽になるというわけではないのだなと身をもって知りましたね。

加えて保守的な職場であるので、新しいことを始める際に非常に難しさを感じることがあります。首都圏や関西でITエンジニアとして働いていた頃は当たり前だったようなことも通じない部分がいくつかあります。でも、仕事自体は以前と同じように楽しんですることが出来ています。

地元にUターン転職をして良い面も悪い面もあるのですが、いずれにしろ当初のUターン転職という目的はしっかりと果たすことが出来、高齢の親の面倒を見ることや地域での活動もいろいろと行うことが出来ている現状を考えると、100%満足している!とはいかないまでも、首都圏や関西で働いていた頃のことを考えてみると、今の方が仕事も家庭も充実して過ごすことが出来ています。

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