【体験談】フリーランスのシステムエンジニアになった女性の転職体験談

30代になって転職を考える時、IT系の方は別の企業に転職をするという方と、もう一つ多いのがフリーランスになって仕事をするという選択肢ではないでしょうか?今回紹介する転職体験談は、システムエンジニアとして転職をきっかけにフリーランスになられた女性Mさんの転職体験談です。Mさんの経歴を簡単に紹介すると…

Mさんはシステムエンジニアの女性で、結婚を機に将来の子育てのことを考えてフリーランスとして働くことを選びます。会社への不満や将来のこともありフリーランスとしての道を選んだのですが、フリーランスになった後は自分の思い描いていた通りになったのでしょうか?

フリーランスになるというのは、なかなか決断することが難しいことですが、Mさんの場合はフリーランスになるためにどういったことをされたのでしょうか?

ではMさんのシステムエンジニアとしての転職体験談を紹介します。

システムエンジニアとして会社からの評価に不満が

私は専門学校を卒業後、プログラマーから始まり、システムエンジニアとして長年勤めていましたが、30代に入ってすぐに転職を考えるようになりました。転職を考えるようになったきっかけは、いくつかの問題が複合したものではありますが、その中でも大きいものを言えば「結婚」と「会社への待遇面での不満」です。

システムエンジニアとしてずっと働き続け、これまでにも一度会社を変えてやってきたのですが、当時働いていた会社に対して不満を感じることが多く、このままここで働くのはどうなのか…と考えていました。

そんな矢先に私の結婚が決まり、すぐに子供が欲しかった私には、環境を変えるいいチャンスだと感じて転職を決意しました。

転職と言っても、別の会社で同じ仕事を続けるのではなく、私の選択は「フリーランス」として働くということです。正社員でいるということのメリットは、ある程度先までの状態を保証してもらえるという安心感があるからこそ、というのが私の考えでした。

ですが結婚した今、出産が目的で子供を第一優先にした生活を希望している私にとっては、フリーランスの方がかなりメリットが多く、夫の助けもあったので不安もありませんでした。

妊娠と出産、その後の育児のことを考えると時間の融通がきくフリーランスという働き方はとても魅力的で、企業で管理しなければいけないことも自分でやらなくてはいけないことを思うと簡単ではないですが、大変な分遣り甲斐も感じられると思ってのことです。

もともと、転職を考えたタイミングでは長くお世話になっていた現場でまだ継続するということが分かったタイミングでもあったので、客先に確認し、フリーランスになる準備を進めました。

転職するにあたってのきっかけは前述のとおり結婚したことにより出産を意識したことが一番の理由でもありますが、「会社への不満」も理由の一つです。当時働いていた会社ではその時期、会社の体制に問題があったために人の定着率ががくんと悪くなり、社内が非常に不安定な状態に陥っていました。

人の入れ替わりが激しくなると、長年働き続けているスタッフの仕事量が確実に増えることになり、残業が当たり前な環境…。仕事量も内容も今までとは比べ物にならないくらい重くなったのに、評価が上がるわけでもなく、給料に反映されず、ストレスを感じる日々がずっと続いていました。

その際の上層部の対応にも、言い分にも納得ができず、さらに自分の待遇にも大きな不満を持っており、改善する見込みも感じられなかったのです。仕事をする以上、納得のいく報酬を得て、納得してもらえる結果を出すものというのが私の当時の価値観でもありました。

自分の納得のいく仕事ができる環境が、この会社にはないと私は感じていて、その状態で納得のいく結果が出るはずもなく、モチベーションを上げるだけの報酬もない状態で、続けていけるわけがないと感じていました。

何度か上司に、会社の現状や体制、自分の評価に対して相談をしましたが、あまり取り合ってもらえず何も変わらない状態が続き、私の他のスタッフたちも毎日のように昼休みに会社の愚痴を言って発散するしかないという現状が、たまらなく苦痛でした。

会社で働く以上、その会社にある程度従わなければいけないことは承知しているのですが、評価が不十分だと感じていると、自然とモチベーションも下がり、悶々としている中での仕事が中途半端になってしまうこともありました。

このままの状態で働き続けることは、会社にとっても自分にとっても絶対にプラスにならないと思っていましたが、他の会社に移ったとしても、同じようなことをくり返すのでないかという不安もありました。

そんな中、考え抜いた私の結論としては、本当に自分の納得のいく仕事をするには、会社に期待して待っているだけじゃなく、自分で自由に動くことが必要なのだということです。

企業に勤めるのではなく、一度自分がしたいように勧められるフリーランスという働き方をしようと決意しました。

フリーランスとして前職場に籍を置くことになったものの…

転職活動としては、まずはその時入っていた現場のお客様(リーダー)に確認をしました。

現場を動かずにフリーになりたい、という希望があったのでそのうえで、「現場としてどんなところにフリーランスとして所属するのが良いか」ということを相談させていただきました。

もちろんこの話をした時点でダメになるかもしれないという懸念もまったくないわけではなかったので、フリーランスとして働ける目途がまったく立たなかった場合を考え、念のために転職サイトもチェックはしていました。

結果、フリーランスとしてこのまま現場に残るためには、その現場に入っていたもう一つの会社が受け入れてくれる体制があるということと、もう一つは自社にも「現場はこのまま残れる」という前提をもって相談してみるのも良いかもしれない、という回答をもらいました。

会社に帰属意識というものがない状態でしたから、あえてこのまま会社は利用するというのもどうなんだ…?という気持ちもあったのですが、客先としてもそのままのほうが都合も良いのではないかということと、もう一つの企業というのが仲の良いメンバーの方が所属している企業だったので「出産も考えると何年もお世話になることもできないかもしれない」という状態での移籍は失礼かと思ったので、自社に相談することにしました。

転職後、所属会社としてはそのまま籍を置くことにさせていただけることになったのですが、「正社員ではない」という気持ちの変化は大きかったのは確かです。

会社にいいように利用されるという意識もなく、こちらの希望の条件での交渉もできるようになりましたから、自分から積極的に仕事に向かっていくことができるようになったので、私としてはとても良かったと思っています。

私の所属していた企業では、産休という制度はありましたが、制度を活用できていた前例がなく、そもそもその制度を利用させるつもりもなかったように感じます。

そう感じた理由は、私もそののち妊娠3カ月で報告した際にちょうど一つの現場の契約を終えたタイミングだったのですが「臨月までは働ける」と思っていたのに対し、企業として「何かあったときに責任がとれないからせめて安定期までは控えたほうが・・・」とあいまいな対応で、新しい仕事に関わらせてもらえませんでした。

産休をうまく活用できるような環境作りをしようともしていない体制が伺え、悲しい気持ちになったのを覚えています。出産後にこの会社に復帰したとしても、あまり臨機応変な対応は期待できません。

そんなこともあり、「やっぱりここはいるべき場所ではない」と感じたので、そのまま退職(というのもすこしおかしな表現になってしまいますが)することになりました。

完全にフリーランスになって分かったこと。

現在、出産も無事終え、フリーランスとしている働いていますが、とても安定した生活を送れています。

もちろん初めての育児に追われて苦戦を強いられる毎日ではありますが、育児に追われながら会社と自宅を行き来することを考えると、自宅で働けるという環境はとても楽です。ずっと自宅にいることができると言っても、仕事をしているのでずっと育児に専念できるわけでもないということもあり、平日の日中は保育所に預けています。

ですが、会社の都合でお迎えが遅くなったり、熱が出て急に会社を早退しなければいけない、などもないので、周りに気を遣うこともなく、子供にとってもいい環境作りができていると感じます。

また、実際の仕事内容についてですが、フリーランスで働くとなるとダイレクトに自分の仕事が社会にどう評価されるかがわかります。

会社で勤めるよりも厳しい現実を目の当たりにすることも多いですが、その分自分の今いるスキルが明確になり、もっと頑張ろうという気持ちになれています。専門的な知識だけが必要だったのに対し、提案力や交渉力も必要とされるので、そこが今私が一番苦戦をしているところです。ある意味、今までは会社に守られていたこともあったんだな、と感じることも。

正直、労働時間の合計で考えると、会社で残業していた時間も含め、今とあまり差はありません。労働時間が短くなっているというわけではないですが、会社で働いていた時ほどストレスに感じることはありません。

自分の調子のよい時間帯と日にちに合わせて調節して働けるというだけで、そこから感じる疲労感には結構な差があるのだとわかりました。

面倒なことや、頭を抱えたくなるくらいの難題もありますが、以前よりも仕事に対しての向上心が生まれていることが、自分でもうれしいです。転職する際はいろいろと悩みましたが、自分で時間を調節して、仕事の配分ができ、遣り甲斐も感じられるというフリーランスという働き方を選んで、今は本当に良かったと感じています。

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