【体験談】システムエンジニアとして32歳で初めての転職

システムエンジニア32歳での画像

仕事をしていく上で30代ともなると自分の仕事にもそれなり自信がついてきて、お客様に対して「自分が直接提案できれば…」とか、「もっとミーティングを重ねることができれば…」というよな場面に出くわすようなことも増えてきますよね。

今回の転職体験談は、32歳で転職を決断されたシステムエンジニアの男性Uさんの転職体験談です。Uさんのプロフィールを簡単に紹介すると…

Uさんはこれまでシステムエンジニアとして経歴を重ねてこられた方で、転職を決断した時の仕事もシステムエンジニアをされていました。システムエンジニアはどちらかというと裏方的な立場になってしまいがちなのですが、Uさんはあることがきっかけで、「自分が提案段階からお客様と話すことができれば、もっとスムーズに仕事ができるのでは?」と会社の業務フローに疑問を感じ始め転職を考えることに。

Uさんはもっとお客様の本当に求めている物は何なのか?ということを考えることができるシステムエンジニアになることを目指して転職を考えるのですが、32歳という年齢で自分が求めるような、お客様との信頼関係が強い職場に転職することができたのでしょうか?

ではUさんの転職体験談を紹介します。

システムエンジニアとしての経歴

システムエンジニアとしての経歴の画像

私は現在都内に在住している35歳になる男性です。現職場ではシステムエンジニアのマネージャー職をしています。転職したのが今から3年ほど前で、この転職が私にとっての初めての転職でした。システムエンジニアと聞くと、転職することが多い職業としても有名ですが、幸いにも私の場合は会社の待遇や職場環境などもよく、システムエンジニアとして1社で長く働くことが出来ていたのです。

もちろん最初から仕事が出来たと言うわけではなく、徐々に仕事を覚えてと言う感じだったのですが、長年同じ会社で勤めている内に大抵の仕事はこなせるようになり、次第に会社の業務フローに違和感を持つようになったのです。まず最初に私が転職前にしていた仕事について書いてみますと…

システムエンジニアとしての前職の仕事内容

前職での仕事内容の画像

今の会社に転職する前も私はシステムエンジニアをやっていました。仕事の多くは企業の受発注に関するものが中心で、私が最後に参加していたプロジェクトは「案件管理」というものでした。

工事業を営む企業に対して、案件が発生した時から工事が完了するまでを管理するシステムの開発をしていました。当時の私の立場は、チームリーダーがお客様から受けてきた要望を設計書に起こし、クライアントの企業が大きめの企業だったのと納期が短かったということもあり、社内のシステムエンジニアだけでは人員が足らず、協力業者のプログラマの人に指示を出しながら自分でも設計書を作成していました。

設計書を作成した後はクライアントと打ち合わせを重ねて内容を詰め、問題がなかったらプログラミングに入ります。設計書の作成からプログラミング、テスト、納品までを担当していました。取引先の企業は比較的大きめの企業が多かったのですが、社内の人員は最低限といった感じだったので、一人で何役かをこなすというのが当たり前でした。

転職のきっかけは、あるお客様の言葉

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当時の職場での私の立場はあくまでもシステムエンジニアで、私がお客様との打ち合わせに参加できるのはプロジェクトが開始して設計段階になってからでした。

お客様への企画書や提案書はリーダーの方や営業担当の方が作成しており、仕事を正式受注するまでは私の出番はなかったのです。

提案段階でお客様の意図をしっかりと汲み取れていないと、設計書を持ってお客様と打ち合わせをしても十分にお客様の意図を理解していないために手戻りが発生してしまいます。システムエンジニアの仕事をはじめた当初は「こんなものだろう」という感じで、設計書の段階で時間がかかるというのも仕方のないことだと思っていました。

しかし、スケジュールは受注段階で確定していることが多く、設計書はできるだけ早く修正しなければなりません。毎回、プロジェクトが始まると最初から残業が発生し、終電で帰る日が続く毎日でした。毎回のことだったのでどこの会社でも同じだと思って特に違和感を感じることもなく仕事をこなしていました。

そんな折、あるプロジェクトで設計書の打ち合わせをしている時に、お客様がふと営業担当者が席を外した時に「あなたが提案段階から打ち合わせに入ってくれたら、もっとスムーズにいったと思います。」と何気なく話してくれたのです。

お客様は私の提案力やヒアリング能力を認めてくれており、努力しているところをしっかりと見てくれていたのです。ふとした些細な会話だったのですが、このお客様から言われた言葉が妙に頭に残ったのです。

それからも幾つかのプロジェクトをこなしていったのですが、何度か私自らが積極的に提案段階から入れてもらったこともあったのですが、明らかにプロムラミングをするエンジニアの私が提案段階からミーティングに入った方が、仕事の効率が良かったのです。

けれど、当時の会社は提案は営業の仕事という風に決められていたために、私が毎回ミーティングに入るということは上司に相談をしても出来なかったのです。

次第に今自分がしている仕事の効率の悪さというのがひっかかるようになり、「お客様ともっと提案段階で話ができる立場の仕事がしたい」もっとお客様の立場になれる仕事がしたいと思って転職を決意しました。

当時の職場でもいつかは私が思っているようなことが実現出来たかもしれませんがが、平均年齢が高く年功序列を重んじる会社だったため、若くても提案ができる環境を求めて転職を決意しました。

システムエンジニアとしての転職活動の内容

転職エージェントにの画像

転職自体が初めてだったのですが、まずは転職エージェントに登録しました。転職サイトも見てはいたのですが、どんな求人があるのかというのを見る程度で、転職サイトから応募をするというのはしませんでした。

というのも退職することは決まっていたものの、まだシステムエンジニアの仕事をしながらの転職活動だったため、空き時間を作ることができなかったということと、同僚や先輩だった転職を経験したシステムエンジニアの方達のほとんどが転職エージェントを利用していたということです。

今思えばもう少し前、具体的には転職という言葉が頭に浮かびだした頃に転職エージェントに登録をして、早く行動をしておくべきだったと思います。というのも仕事をしながらの転職活動というのは、思っている以上に時間が経つのが早かったためです。

退職してからは少しゆっくりしようと思っていたのですが、あっという間に2週間が経過し、家族がいる私にはプレッシャーがのしかかってきました。

すぐにエージェントを訪問して、早く仕事が見つけたいことを伝えました。エージェントの方は、「今はシステムエンジニアが不足しています。あなたが設計段階でもお客さんから交渉力を褒められたことをアピールしていきましょう」と話してくれました。

エージェントの方と話すまでは、私自身の仕事ながら世間的にシステムエンジニアがそこまで不足しており、求められているとは知りませんでした。仕事をしていた頃は毎日の仕事をこなすことで一杯で、システムエンジニア業界がどういう状況なのかということを恥ずかしながら全く知らなかったのです。

転職エージェントを訪問をして、そこから面接まではとても早かったです。2社目の面接時、企業の担当の方がまさに私が求めているポジションで仕事ができるシステムエンジニアを探しているという話をしてくれて、「ここで働きたい!」と思ったのが今の会社です。

今の会社は年功序列が無く、若くても自分の意見を通しやすい会社です。面接の時からその雰囲気を感じていたので、マッチした転職活動ができたと思っています。給料面なども私のこれまでの経験を考慮していただき、前職よりも2割程度アップしました。

⇒ITエンジニアに最も選ばれている転職エージェントはこちらの記事で

自分の希望通りの転職ができたのか?

自分の理想通りの転職がの画像

私が転職した時は32歳。しかも初めての転職でシステムエンジニアとして転職を経験するのが、どちらかといえば少し遅い方だったと思います。

転職後の今の会社では、会社自体がまだ若い会社ということもあり20代からプロジェクトリーダーをしている人もおり、やる気次第でプロジェクトリーダーを任せてくれる会社です。

そして、私が入社して職場にも慣れ始めた半年ほど経った頃、プロジェクトを1つ渡してもらえることになりました。しかも、私が転職時に希望をしていたように受注前の段階から取り掛かれるとのことで、営業の方と一緒に協力しながら必死にアピールをしてきました。

以前からお付き合いのある企業ではあったのですが、受注できた時はとても嬉しかったですし、何としてもプロジェクトを成功させようと必死に頑張りました。それから3年、大きな失敗もしてきましたが、1つ1つの仕事にやりがいがあり、素敵な仲間と出会えたと思っています。

今年度からは自分の立場もマネージャーになり、より責任が重くのしかかってきていますが、あの時、転職を決意して良かったと思っています。

正直なことをいえば、転職を決断した時は家族もいて当時の職場でも長く働いていたということもあったのと、初めての転職だということもあって不安も相当あったのですが、転職エージェントの方と話をしているうちに、そんな不安も次第に軽くなっていきました。

現在の仕事で、自分が求めていたようなお客様ともっと近く仕事ができるようになってからというもの、自分の仕事というのがさらに好きになり転職前とはまた違う、仕事自体に対しての責任感というものが出てきているんじゃないかと思います。

私が今回の転職をして一番感じたのは、与えられた仕事をこなすということももちろん大事なことなのですが、自分がその仕事に対して責任を持つということが仕事に対する楽しみも増やしてくれるということを実感しましたね。

システムエンジニア32歳での画像

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