【体験談】ブラックなサービス業から転職し広告業界へ

サービス業からの転職のメイン画像

今回紹介する転職体験談は、過酷な労働環境だったドラッグストアでのサービス業から転職し、未経験の広告業界へ飛び込んだ30代の男性、加藤さんー仮名ー32歳の転職体験談です。

 

サービス業と聞くと、ハードなイメージってありませんか?

自分も若い頃に棚卸しのバイトをしたことがあるのですが、この棚卸しのバイトも結構ハードでした。

というのも、棚卸しは店舗が閉店してから翌朝の開店までに行うので、深夜から早朝がメインの時間帯なのですが、膨大な数の商品をカウント、さらに時間の制約も厳しかったのでなかなかハードなものでした。笑

 

加藤さんの場合はハードなサービス業なだけでなく、会社がブラック企業というダブルパンチ。

長時間労働に加えて休みも少ない過酷な労働環境で仕事をされていました。

 

加藤さんー仮名ーのプロフィールを簡単に紹介すると…

加藤さんのプロフィール

都内在住の現在33歳の独身男性で、今回紹介するドラッグストアでのサービス業をする前にも一度転職経験があります。

サービス業の前は中古車関連の営業の仕事をしていたのですが、初対面の人と話す機会の多い営業の仕事は向いていないと感じ退職します。

その後、店舗数を急拡大していたドラッグストア業界なら、なにかチャンスが掴めるかも…と転職して働きはじめるのですが…

 

長時間労働のブラックなサービス業で転職活動をする時間すらなかった加藤さん、どのような転職活動をして転職をしたのでしょうか?

それでは加藤さんのサービス業から転職をした体験談を紹介します。

 

※サービス業から転職した体験談を読む前に…

 

今回の記事の終盤に、まさに今サービス業からの転職を考えている人へ、

「サービス業からの転職に失敗しないためのアドバイス」
があります。

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サービス業に転職。最初は自分にはサービス業が向いているとさえ感じていた。

サービス業に転職した時はの画像

私は以前、中古車関連の営業職をしていました。

なぜ中古車関係の仕事をしようかと思ったのかというと志望動機は単純で、学生時代から車が好きだったからです。

しかし中古車販売会社の環境や、初対面の人と会話のキャッチボールをする営業の仕事の難しさ、これがきっかけとなって3年程で中古車関係の仕事は辞めました。

営業の仕事に悩む男性の画像

 

営業の仕事では外回りばかりで体力的にもキツいと思うことがあったため、転職するなら内勤の仕事がしたいと考えていました。

今にして思うと、ほんと甘ったれた考え方ですよね。笑

そんな時に転職サイトで見つけたのが、ドラッグストアでのサービス業でした。

ドラッグストアのイラスト

 

転職サイトに書かれていた仕事内容は、大手のドラッグストアチェーンでの品出し・在庫・発注などの商品管理、パート・アルバイトさんの指導や勤怠管理など店舗全体の運営でした。

販売・接客スタッフというよりも、ドラッグストアのバックヤードでの仕事がメインの業務でした。

 

なぜこのドラッグストアでのサービス業が気になったかというと、ちょうどその当時大型のドラッグストアが郊外の地域にどんどん出店していました。

ドラッグストア業界が右肩あがりで成長しているのは明らかでした。自分も成長しているドラッグストア市場で働くことで、将来的な何かをつかめるのじゃないかと思ったのです。

 

それと…

正直なところ中古車の営業でセールストークが合わなかったこともあり、仕事で人と話すことが少ない方が良いと思っていました。笑

「バックヤードの仕事なら営業の時みたいに初対面の人と話す機会も少ないはず」

そんな思いもあって、ドラッグストアでのサービス業の仕事に転職することに決めたのです。

転職を決めガッツポーズする男性

 

ドラッグストアでのサービス業の仕事内容

ドラッグストアでの実際の業務はどんな感じだったかというと、まず店舗に配属という形になり、その店舗の店長の下で基本的には商品の品出し・納品・什器のメンテナスや商品の発注、在庫管理をメインの業務としていました。

お客さんのためにサービスをするというよりも、ドラッグストアで働く人たちへのサービス業といった感じの業務が多かったです。

 

他にも人員が足らない時には、レジ打ちや化粧品・健康食品の販売、医薬品のチェックなど多岐にわたる仕事内容となります。

また、シーズンごとの売り場変更や移動、繁忙期に合わせた売り込み商品の展開、本社からの陳列変更やメーカーからの変更指示などをレジや品出し、納品、スタッフさんの指導の本来の業務の合間に行っていました。

 

ドラッグストアに入社した当初はこれといった不満はありませんでした。

サービス業ということでそれなりにキツさはありましたが、業務が忙しかったこともありアッという間に1日が終わり、仕事が終れば即帰宅して眠るような毎日。

そんな生活でしたが、営業の仕事をしていた時のようなストレスはなく、当初は「案外サービス業が向いてるのかも」とさえ思っていました。

当初は…笑

しかし、次第に仕事を覚えるとともに自分が入社したドラッグストアがブラックで、よく言われる「サービス業はキツい」ということを思い知らされるようになるのです。

サービス業からの転職理由…それは長時間勤務が当たり前の過酷さから

長時間勤務に少ない休み

当初は「サービス業が自分には向いている」とさえ思えた仕事でしたが、ドラッグストアのバックヤードの仕事全般を一任され始めた頃に状況が一変します。

 

何が起こったかというと…

まず、入社して1年半という短い期間で2回の店舗異動がありました。

もともと自宅に近いドラッグストアだったため応募したのですが、異動の度に通勤時間が片道30分、50分と増えました。

通勤電車の画像

その頃もまだ大型のドラッグストアは出店ラッシュで、最初に配属された店舗の周辺にも1年間で2店舗オープンしていました。

さすがに通勤時間が片道50分となると、自分の時間が少なくなるなど、私生活にも影響が出てきました。

 

さらに…

近隣の店舗にバックヤード担当の責任者が少なく、新店がオープンする度に準備を任されるようになりました。

新店舗のモノやヒトが回り出すまでの間は1日10〜15時間、ほぼ休憩なしの過酷な労働時間に加え月に2〜3日の休みしかありませんでした。

新店が回り始めたと思ったら、本社からの指示による人員削減により、社員がレジや品出しなどに時間を割かなければならず、その中で店舗の売り場の維持や店舗の売上を上げないといけない無茶な環境でした。

サービス業に疲れて寝る男性の画像

ドラッグストア内とはいえ常に動き回っているため、月に2~3日の休日は疲れてひたすら寝る。

まさに、会社と店舗のために自分の時間を捧げるサービス業といった感じでした。笑

 

「でもそれなりに給料はもらってたんでしょ?」

なんて思われるかもしれません。…とんでもないです。

もともと給料には「みなし残業」が設定されていて、長時間残業と休日出勤を繰り返していたものの、入社してから退職するまでに昇給したのは1万円に満たないほどでした。

給料が安い。これもサービス業のツラいところです。

安月給に縛られる男性の画像

新店舗がオープンしてようやく回転しはじめたと思ったら、また別の新店舗に異動となってオープンの準備。

ドラッグストアの新店舗がオープンするたびに私の時間と体力が削られていくのです。疲れが溜まったのとストレスが原因で胃潰瘍になったこともありました。

それでも自分が選んだサービス業だからと踏ん張っていたのですが…本社は同じことを繰り返させるばかり。

 

「もう続けられない」

ドラッグストアでのサービス業を始めて2年半程経った頃でした。転職を決意しました。

過酷なサービス業に耐えられなくなった男性の表情

この長時間勤務と休日の少なさがサービス業から転職するきっかけの一つです。

 

もう一つ転職するきっかけとなったことがあります。

それは私自身への焦りでした。

私がしていたサービス業というのは、ドラッグストアのバックヤードとはいえ単純作業の繰り返しです。

薬剤師のように資格や免許は必要ありません。言ってみれば慣れさえすれば私の仕事は誰にでもできる仕事です。

 

仕事中はほぼ動きっぱなしだったのですが、業務の中で何か自分のスキルアップに繋がるようなことはほとんどありませんでした。

それに長時間労働と休日が少なかったため、プライベートで何かを学ぶ時間もありませんでした。

「もしドラッグストアが潰れたらどうなるのか…」

そう考えた時に、ただ単純作業をくりかえしている日々に危機感を覚え始めたのです。

このなにもスキルアップできていない私自身への焦りも、少なからずサービス業から転職するきっかけとなった理由です。

 

私のサービス業からの転職理由をまとめると、

  • 残業が多くて休憩も少ない長時間労働
  • 休日が少ない
  • 給料が上がらない
  • スキルアップに繋がることがない

この4つが私の本当のサービス業からの転職理由でした。

サービス業の転職理由の解説

 

しかし、転職を決めた時に上司や会社に先ほどの本当の転職理由は伝えていません。

なぜかというと、わずかばかりの条件アップで転職を引き延ばそうとしてくるのが目に見えていたためです。

というのも以前に私の先輩にあたる人が、長時間労働を理由に転職しようとしていたのですが「勤務時間を減らすから」ということで上司から転職を引き伸ばされていました。

結局その先輩は別の部署の配属になり、多少は勤務時間が減ったもののほぼ状況は変わっていませんでした。

そのため私は転職理由を「親の介護をする必要がある」と上司に伝えて転職する意思を固めました。

 

ドラッグストアでサービス業をして2年半、ただただ忙しかったというだけでほとんど経験やスキルのない状態での転職、不安はありましたが転職活動を始めました。

 

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サービス業は長時間労働や休日が少ないのは当たり前…じゃない!

サービス業の長時間労働に首をかしげる女性

仕事をし始めた時に「ちょっとキツいな…」と思っていても、だんだん慣れてくると「これが普通なのかも…」なんて、感覚がおかしくなってしまうことってありますよね。

今回体験談を紹介している加藤さんの場合も、長時間労働と休みが少ないと分かってはいたものの次第にその環境に慣れてきて「仕事=長時間労働で休みが少なくて普通」という考えになっていたようです。

 

同じサービス業で、介護や清掃の仕事をしている人からも

「人手が少ないから勤務時間が長いのは仕方ない…」

ということをよく聞くことがあります。

たしかに人手が足りないと忙しくなるのは仕方ないかもしれません。

でもこれって当たり前じゃないですよね…。本来であれば会社がそうした長時間労働の環境を変える必要があるのです。

 

この過酷な労働が慣れてくると当たり前のようになってしまうのも、サービス業やブラック企業の怖さです。

もし今、労働時間が長いと感じていたり、休みが少ないと思っているのであれば、一度立ち止まってワークライフバランス(仕事と生活のバランス)を見直してみてください。

長時間労働は会社の都合であって、当たり前のことではないのです。

長時間労働に関しては▼こちらの記事でさらに踏み込んで書いているので、参考にして見てください。

長時間労働で深夜まで仕事をしている男性長時間労働がつらいから仕事を辞めたい。いきなり退職する前に [/aside]

 

サービス業をしながら転職活動。転職候補先に選んだのは

サービス業をしながら転職活動

サービス業から転職を決心したものの、一人暮らしで生活はギリギリ…金銭的にドラッグストアを退職してから仕事を探すような余裕はありませんでした。

転職することを上司に伝えているものの仕事は夜遅くまであり、休みも不定休で少ないまま…。

そのため何度も面接に行く時間はありません。

限られた時間を有効に使うためにもまずは入念に情報収集することからはじめました。

5つほどの転職サイトに登録し、通勤や帰りの電車の中ではもちろん、帰宅後も転職サイトをじっくりとチェックしました。

転職サイトを眺める男性の画像

でも、転職サイトで求人情報を見てはいるものの、

「自分のこれまでの経験が活かせるとなると、結局ドラッグストアやスーパーなどでサービス業しかないかも…」

と思ってしまい「サービス業から転職できないかも」と悩むこともありました。

 

しかし先ほど私の本当のサービス業からの転職理由に挙げたように、同じようなサービス業に転職したところで結果は目に見えています。

長時間労働で給料が少なく、技術も身につかない…。将来のことを考えて今回の転職ではそれだけは避けたいと強く思っていました。

そのため、

「まずは未経験の仕事に応募するだけしてみて、ダメだったら仕事を探しつつサービス業の仕事にすればいいか」

と考え、思い切ってサービス業以外の仕事を中心に応募することに決めました。

私が主に選んだ業種は広告業界です。

 

なぜ広告業界を選んだかというと、学生時代に就職活動をしていた時に広告業界に憧れていたのです。

30代になっても未だに未練があり、やってみたい仕事だった広告業界を目指して転職活動を始めました。

 

候補の転職希望先の広告代理店を2社決めて応募をしたちょうどその頃、ドラッグストアの仕事で別の新店オープン準備へ向けて、私への異動の辞令が本社からあったのです。

このタイミングで新店舗オープンのために異動となれば、転職活動をする時間はさらに無くなってしまうということが分かっていました。

そのため、私は転職先が決まっていない状態でドラッグストアを退職することに決めました。

 

ドラッグストアの退職日1週間前のことです。

転職サイトから応募した広告代理店から不採用の通知が…。頭によぎったのは、

「ドラッグストアに残った方がいいのかも」

ということでした。

このまま転職することができなければ生活もままならなくなる。不安で押し潰されそうでした。

それでもドラッグストアでサービス業を続けるのは嫌だったので我慢しました。

結局もう1社応募した広告代理店も不採用でした。

「ドラッグストアに勤務している間に転職先が決まれば有難い」

と思っていたのですが、甘すぎた希望でした。

 

不採用だったものの諦めきれなくて転職エージェントに相談

ドラッグストアを退職した後、私は転職サイトだけではなく転職エージェントを頼ることにしました。

中古車の営業・サービス業をやってみたのですが「次こそはやりたい仕事がしたい!」という思いが強く、広告業界を諦めきれなかったのです。

 

何のスキルもない私が転職エージェントを頼っても、門前払いされるかもしれないという不安もあったのですが、面談をしてもらえることに。

面談で転職エージェントに伝えたのは、

  • サービス業以外の仕事に転職したい
  • 希望は広告業界に転職をしたい

という2点です。

 

広告業は憧れこそしていたものの全くの未経験だったため紹介をしてもらえるのか不安でしたが、面談から1週間ほど経った頃に担当の転職エージェントから電話があり…

なんと、5社の広告代理店を紹介してもらうことができました。

 

サービス業から未経験で広告業界に転職しようとしている私に選んでいる余裕なんてありません。

転職エージェントと相談し、紹介してもらった5社全ての広告代理店に応募してみることに。

 

するとその結果…

書類作成や面接アドバイスなどを細かくしてもらった甲斐もあって、未経験にも関わらず5社中3社の書類審査をクリアし、面接をしてもらえることに。

面接の結果、小さいながらも1社の広告代理店から営業職として内定をいただきました。

サービス業から転職を考えている人へのアドバイス

サービス業の人にアドバイスする転職エージェントの画像

加藤さんー仮名ーの転職体験談の途中ですが、ここでサービス業から転職を考えている人へのアドバイスを紹介します。

サービス業からの転職理由として私と同じように、

  • 長時間労働で体がもたない。
  • 給料が安くて将来が不安になる。
  • 休みが少ない。

こうした理由で転職を考える人は多いです。

 

しかし、転職後もサービス業に就いて「前の職場の方がまだマシだった…」と後悔する人も多いです。

サービス業でつらい経験をしたのに、なぜまたサービス業に?

と思われるかもしれませんが多いのです。事実私のドラッグストアでの同僚も転職したのはサービス業でした。

 

なぜこのように転職した後にまたサービス業を選んで後悔してしまうのかというと、次のような理由があります。

  • サービス業が好きで転職先もサービス業を選んでしまう。
  • 自分にはサービス業しかできないと思い込んでしまう。

転職後もまたサービス業を選んでしまう人の多くは、この2つの理由にあてはまるケースが多いです。

私もそうだったのですが、転職しようとした時に転職サイトなどの応募条件などを見ていると「自分には資格や技術など、アピールできることは何も無いな…」と自信を無くしてしまうこともありました。

 

でも、転職したのに前職よりもキツいサービス業を選んで失敗してしまう…なんて嫌ですよね?

 

私の場合はサービス業から広告業界に転職しましたが、だからといってサービス業をしていた人が、またサービス業に転職をするのを否定しているわけではありません。

私の経験上サービス業の仕事をされている人は、人の良い方が多いです。(本当に。笑)

だからこそ、転職に失敗して欲しくないのです。

 

もし仮にあなたが同じサービス業に転職をするとして面接の時に、

「サービス残業は無いですか?」

「本当に求人通りの勤務条件ですか?」

なんて面接担当に聞くことができますか?あまりにひつこく聞くと印象が悪くなるのは目に見えてますよね。

 

ではどうすればいいかというと、サービス業から他の業種に転職するにしても、同じサービス業に転職をするにしても、転職エージェントを利用するのがおススメです。

転職エージェントでもサービス業を扱っているエージェントはあります。

私自身、転職する時には「サービス業しか無理かもしれない…」と独りで思い悩んでいましたが、転職エージェントに相談することでサービス業から他の業種にチャレンジする機会を得ることができました。

 

仮に同じサービス業に転職するにしても、転職エージェントがあなたの代わりに労働条件などを交渉してくれます。

転職後に後悔しないためにも、転職しようと思ったその時に一度転職エージェントに相談を。

⇒幅広い職種に充実のサポートをしてくれるDODA転職エージェント

転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという人は▼こちらの記事を

転職エージェントは強い味方採用担当が教える!おすすめ転職エージェントここがベスト

※転職エージェントに相談するだけで人生変わることも。

 

サービス業から広告業界へ未経験で転職。環境の良さに驚く毎日。

サービス業から広告業界へ

小さいながらも広告代理店へ私は転職することができました。

労働時間も基本的には定時で終わり、残業があったとしても1〜2時間程度。長時間の残業は会社の規定で禁止されています。きっちりと土日も休みです。

ドラッグストアの時は長時間労働や休日出勤も当たり前、環境の良さに驚きました。

私が広告業界に転職したのはちょうど夏だったのですが、まだ夕方で外も明るい時間に仕事を終えて帰ることに罪悪感すら感じていました。笑

 

そのためサービス業をしていた頃はできなかった、仕事が終わってから友人と遊んだり、趣味に時間を使えるようになりました。

転職した当初は仕事が終わってから何をすればいいのか分からず、暇を持て余していました。笑

職場での人間関係も良好で日々学ぶことがあり、憧れだった広告業界のことを学べると同時にスキルアップできる毎日に感謝しています。

 

給料面でも変化がありました。

サービス業の時は年収で230万円ほどだったのですが、広告業界に転職して3年目の今では年収400万円ほどになっています。

サービス業を続けていても今の年収は10年かかっても望めなかったと思います。

 

転職エージェントで担当してくださった方から、転職後も定期的な連絡やカウンセリングなどもあり、満足のいく転職ができたんじゃないかと自分でも思っています。

今にして思えば、仕事をしながら転職活動をしていて時間がなく、自分が転職したい業界を予め絞り込めていたことが逆に良かったのですね。

 

よく3年も我慢せずに転職するのは、根性や継続力やスキルがないなどマイナスイメージを持たれがちです。

しかし、ブラック企業に近い過酷な労働環境や合わない仕事で体と時間を犠牲にしてまで続けるというのはやはり違う。ということを今の私は実感しています。

過酷な労働環境に耐えていたあの頃の私に「早く転職をしろ」とアドバイスをしてやりたいぐらいです。

ブラック企業や過酷な労働環境に慣れてしまうと、それが当たり前のように感じてしまうものです。

 

サービス業から広告業界に転職することができた私は、たまたま運が良かっただけかもしれませんが、

「この仕事がしたい!」

という仕事があるのであれば、未経験だったとしてもまずはチャレンジしてみることです。

 

私の場合は転職サイトでは書類審査もクリアできませんでしたが、転職エージェントに力を貸してもらう事で、未経験の広告業界に転職することができました。

単純作業の繰り返しだったサービス業をしていた私でもです。

転職サイトも転職エージェントも、転職したいと考えている人なら誰でも利用することができます。

1日の内の多くの時間を費やす仕事。使える手段は全て使って転職したい業界へチャレンジするべきです。

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