こんな転職の志望動機が書類審査に受かりやすい!

こんな志望動機が目に止まる

いざ転職をしようと考えて、履歴書や職務経歴書を書き始めて自分の経歴とかはスラスラと書けるけど、

手が止まってしまうのが志望動機の欄…

「転職の志望動機って本当のことを書いて良いのか…?」

これまでの経歴とかは書けるけど、志望動機を書くのに時間がかかってしまう人が多いのです。

 

転職しようと思ったきっかけが、「純粋に転職先での仕事に惹かれた」というだけなら志望動機も書きやすいと思います。

しかし、転職のきっかけってそんなに単純ではないですよね…

 

たとえば、

今の会社が嫌で辞めたかった。

もっと給料や待遇の良い会社で働きたい。

そんな理由で転職をしようと思った場合は、なおさら志望動機を書く所で手が止まって考え込んでしまうのじゃないかと思います。

 

まさか、

「今の会社が嫌で、とにかく辞めたくて御社を志望しました。」

なんてことを良い歳した大人が書くワケにはいかないですよね(笑

 

でも、転職する理由として

  • 今の会社のままでは自分が成長できない。
  • 給与やポジションが仕事に見合っていない。
  • 人間関係がしんどい、めんどうくさい。

本音はこうしたことが理由となっている場合も多いです。

ただそれをストレートに志望動機に書いたとしても、ただの独りよがりになってしまいますよね。

転職先の書類選考や面接の担当者には、転職希望者の前職の会社の状況なんて分からないです。

 

転職のきっかけは人によって様々ですが、大きく分けるとだいたい次の2パターンに分けることが出来ます。

  1. 前職よりも自分に合った仕事を探すために転職したい。
  2. 前職に不満や不信感があるから転職したい。

ほとんどがこの2パターンのどちらかに当てはまると思います。

しかし、どちらのきかっけであったとしても、転職を成功させるためには企業の担当者に「この人良いかも」と思わせる志望動機を書く必要があります。

そこで今回は、30代で転職を考えている人が書類審査をパスするための志望動機に書くべき内容について紹介してみます。

転職の志望動機にコレは書かない方が・・・

こんな転職の動機は書かない方が良い

実際に自分が30代で転職をしなくてはならなくなった時は、転職のことなんてその時まで考えたこともなかったので、履歴書や職務経歴書をまずちゃんと書くことができるのかすら、微妙な状況でした(笑

さらに自分の場合は、急に転職をしないといけない状況になってしまったので、志望動機なんて

「スグに働けて、今と同じ給料をくれるならどこでも良いから早く!」

みたいな感じで焦りしかありませんでした。

 

自分が当時書いた志望動機なんて、何も考えず書いていたので本当に適当なものでした。

そのため書類審査すらほとんど合格できない…なんてことになっていたんですけどね。笑

 

しかし、今の職場で面接を担当するようになって志望してきた方の履歴書を見ていると、

「この志望動機はさすがにちょっとないよな…」

と言った内容のことを書いてくる人が少なからずいらっしゃるのです。

いくつかコレは転職の志望動機に書かない方が良いという事例を紹介してみます。

給料や待遇に魅力を感じた事を素直に書いてしまう。

コレは無いでしょ?と思っていても意外とあるのが、

「給料面や整った福利厚生に魅力を感じて志望しました!」

といった内容の志望動機です。

 

自分も転職活動を始めた当初に、転職するのに焦りすぎて書きそうになった動機なんですが、実際に書いてきてしまう人が多いのです。

どういったタイプの人に多いかと言うと、

前職の会社で給料や待遇に相当な不満を持っていて「給与の部分で自分は全く評価されていない」という人に多いです。

あと「給料とか待遇のことはあえて素直に書いた方が良い。」と考えている人にも多いです。

 

もちろん給料や福利厚生などの待遇面も30代で転職をするとなると重要な要素の一つです。

自分も給料や待遇が良ければ嬉しいですし、否定するつもりもありません。

しかし、さすがに志望動機に給料や待遇のことをメインに書いてしまうと、面接をする方からすれば、

「給料や待遇が良ければ、どんな転職先でも良いんじゃないの…?」

となりますよね。笑

そんな風に思われないためにも、

志望動機には給料のことや待遇のことは、余りあからさまに志望動機に書かない方が良いです。

 

しかし、それでも仕事に魅力を感じるのは「頑張れば給料アップして待遇がよくなることだ。」ということを企業側に分かっておいてもらいたいという人もおられると思います。

そういう人はどうすれば良いのかというと、

給料や待遇のことに関しては、面接の時などにサラッと口頭で

「給料面でも仕事にやりがいを感じられるのではないかと思っています。」

ぐらいに留めておくのがベストです。

 

これぐらいなら、聞いている方も嫌味なく受け取ることができるので、わざわざ文字にして志望動機に書くよりも悪い印象を与えないです。

とりあえず違う仕事をしたかった。とアピールしてしまう。

「今までの仕事とは違うことをしてみたかったので志望しました!」

転職をする時に、今までの経験や知識を活かせるような前職に近い職業を選ぶ人と、全くの未経験の業種にチャレンジする人がいます。

どちらが正解かなんて答えはないのですが、どちらを選んだとしても転職をした後で自分が「転職をして良かった!」と思うことができれば正解ではないでしょうか。

 

少し話がそれてしまいましたが、この未経験のことにチャレンジするっていうことも大事だと思うのですが、志望動機に

「今までと違う仕事がしたかった。」

みたいなことを書かれてる方が結構多いです。

 

本人は熱い気持ちで「新しいことにチャレンジしたい!」と思っていたとしても、面接する側の受け取り方としては、

「今の仕事に飽きただけじゃないの?」

「転職してもまた飽きてしまうんじゃないの?」

と受け取られてしまう可能性があります。

 

それに、企業が30代の転職を採用する理由の一つに、

できるだけ即戦力になってくれるような人材を求めている。

という背景がある場合が多いです。

そのため、未経験の業種にチャレンジする場合であったとしても、志望動機には単に新しいことにチャレンジするといっただけではなく、

今までの経験や知識などが新しい職種にどういう風に活かせるのか?

という具体的なことまで書いておいた方が良いです。

そうすると志望動機を読んだ担当者も「確かに前職の経験や知識が役に立つかもしれない」と思う場合があるので。

学びたい!勉強したい!といった目的の志望理由

「御社で学んでキャリアアップしたい!」

これは志望動機だけじゃなくて、面接の中でも言ってしまう人が多いです。

一見すると「勉強熱心でステップアップしたいんだな」とも捉えることもできますが、よく言われているのが、

「会社は勉強しにくる所じゃない。」

ということです。

 

確かに仕事をしてゆく中で、学ぶことは山ほどあるのですが、会社側からすれば学ぶことを目的とするのではなく、人材を増やすことで売り上げや業績のアップをしたいというのがホンネですよね。

そのため学ぶのは自分で勝手に学んでもらって、それよりも今までの経験や知識で会社に貢献してもらいたいというのがホントのトコロです。

 

それとキャリアアップやステップアップということを志望動機に書いてしまうと、「キャリアアップした後はどこか別の会社に行くの?」なんて印象を与えてしまうことも。

なので、転職して学んでステップアップしたい!というのは大切なことではあるのですが、少し言い方を変えて

「今よりも多くのことを吸収して、さらに大きな業務を任せてもらえるようになりたい」

といった志望動機の方が、会社側からすれば頑張ってくれるのじゃないかと期待してくれるはずです。

 

 

実際にあった「書かない方が良かったんじゃないの?」という内容の志望動機を3つあげてみましたが、転職をする時って履歴書を書いたりするのも久しぶりなので、ついついやってしまうこともあるんですよね。

志望動機は何度か読み返して、

志望動機を見た人がどういう印象を受けるのか?

ということを考えて書くべきです。

 

「職歴や経歴意外はそれほど見ていないだろう。」と考えて志望動機を軽く考えてしまいがちですが、

思っている以上に面接官や担当者はあなたの志望動機を見ています。

 

一見、熱意を持っていたり、チャレンジ精神がありそうな言葉も、志望動機や面接となってくると相手によっては捉え方が異なることも多々あります。

志望動機を履歴書に書くときのポイントは、独りよがりの文章になっていないか客観的に見直すことが大切です!

志望動機で担当者に良い印象を与えるためのポイント

転職の志望動機の書き方

転職する時の志望動機に書かない方が良いことを先に書いてみましたが、ここからは

志望動機に書いておくと与える印象が良くなること。

について紹介します。

 

先ほども書きましたが、30代の転職となると会社側は即戦力になってくれるような人材を探している場合がほとんどです。

そのため転職する時の志望動機には、

今までの働いてきた経験や知識・技術が、転職先の企業でこんな風に活きる。

といった内容のことを具体的に書いておくと、

「こういう経験があるのなら〇〇の部署で活躍できるかも」

と、応募書類を見るだけである程度具体的に考えることができます。

 

未経験の業種に転職を希望している場合でも、漠然と「挑戦したかった」などと書くだけではなく、企業のサイトや事業内容をしっかりと見て、

その企業のどういった業務に携わりたいのか?

といった内容を志望動機に書くのが良いです。

そうすることで採用担当者に「この人は転職後のビジョンを具体的に考えている」と受け取ってもらえる可能性が高いからです。

事実、自分が現在働いている会社でも書類審査の志望動機や職歴を見て、

欲しいと思っていた人材に近い人を優先的に面接する。

というのは実際にあることです。

 

転職の志望動機を書く時には、

企業は30代の転職者に対して即戦力になってくれるような人材を求めている。

ということを意識して書くと、印象に残りやすいのです。

あまり難しく考える必要はなくて、

転職先の企業にあなたが入社したところを想像して、その企業であなたはどんな仕事をしているのか?

ということを想像して書くと志望動機は書きやすいです。

 

そうすることであなたがどんな人なのか?ということが書類を読んだ相手に伝わりやすくなります。

志望動機は、あなたの要求を主張するためではなく、書類を見た相手にあなたが何をしたいのか分かりやすく説明するための物なのです。

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