転職してからの人間関係が不安…そんな人こそ

転職後の人間関係が不安…

期待とともにそれなりに不安もつきまとってくる転職。

書類選考や面接ももちろん不安になることのひとつですが、自分が転職する時に不安だったのが転職後の職場の人間関係ですね。

僕の転職する前の会社は工場だったので、人との関わりがあったのかと言えば大してなかったのですが、比較的人間関係は良好で悩まされるということは無かったです。

 

転職するにあたって気になっていたのが、30代でしかも未経験…転職をして転職先の人たちに受け入れてもらえるのか?

というのが転職先が決まる前から気になっていたんです。仕事すら決まっていないのに(笑

 

転職することに比べたら大したことではないのですが、今の職場で面接をして話を聞いていると、

意外と人間関係が嫌で転職に踏み切った。という人が多いんです。

 

せっかく転職出来たものの「人間関係が悪くて…」なんてのもよくある話。

そこで今回は、転職後の人間関係のことに関して、自分が体験したことを踏まえて書いてみます。

 

転職してみたら…人間関係は良かった!

嫌なこともあったけど人間関係はなんとか

実際に自分が30歳で転職してみて人間関係はどうだったかと言うと、

今は良好な人間関係を築けています!

今はね…笑

 

でも正直なところ、今までには人間関係のことでいろいろとあることはありました。

全く未経験の状態からIT業界に転職をしたので、転職してスグの頃はパソコンの知識も今と比べると全然無く、IT関連の仕事をしているなら知っていて当然のことも全く知りませんでした。

転職が決まって入社前には一応本などを読んで勉強していたのですが、全く役に立ちませんでした。

 

そのため、はじめての上司に

「そんなことも知らないで、よく転職出来たな。」

みたいなことをしょっちゅう冗談半分で言われてからかわれていましたね。

 

これぐらいのことならよくある事で、知らない自分が悪いと思って「勉強しないとダメだ…」と焦りはありました。

初めはその上司の言葉も冗談半分に受け取っていたのですが、どうやらその上司が自分のことを「転職してきたヤツは仕事ができない」と会社中に言いふらしていたようで、社内では「30歳で転職してきた何も出来ないヤツ」みたいな感じになっていました。

 

プロジェクトを進めるミーティングがあった時に業務の担当を決めるのですが、業務を割り振りする時にわざわざ僕の名前をまず出して

「あ、おまえじゃ無理か…」

と振られてから別の人を担当にして笑いが起こる。なんてのが恒例になっていました。

その場では笑ってはいたものの、やっぱり仕事ができないと思われて自分よりも歳下に笑われるのはなかなか辛かったです。

 

転職して半年ほどは「仕事ができないヤツ」みたいな状態が続いていたのですが、僕が新規事業の部署へ移動となってそれなりに結果を出すことが出来てからは、言われないようにはなりました。

今は、初めての上司だった人も転職をしていなくなり、人間関係は問題なく働くことができています。

 

実際に自分が転職をしてみて思ったのが、転職してきた人を歓迎して受け入れてくれる人もいれば、歓迎してくれない人もいるんだという事ですね。

自分の場合は、未経験で最初から即戦力になることは難しかったので仕方ないのですが、もし転職をした時点で、スグに業務を始めることができるぐらいの能力があったならば、状況は違ったのかもしれません。

転職後の人間関係で慣れるのに時間がかかったこと。

転職先で慣れるのに時間がかかったこと

転職後スグに新しい職場の環境に馴染むことができれば問題はないのですが、転職するまで社会経験が少なかった自分は馴染むまでに他の人よりも時間がかかっていると思います。

もともと少し人見知りな性格も関係しているのですが(笑

 

転職するまでは工場で働いていたため同年代の同僚というのがほとんどいなく、一緒に働いていたのは自分の父親より少し下の年代の人が多かったのです。

その上転職をしてからは自分より年下の人が上司になることもあって、その上司にタメ口で偉そうなことを言われたり、自分が敬語で年下の上司の機嫌を伺うっていうことに、なぜかスゴイ違和感がありましたね。今だにこれは違和感を感じているんですけど(笑

 

普通にサラリーマンをしていた人ならなんてことない事だと思うのですが、学生時代からの年上には敬語を使うという刷り込みがすっごい邪魔をして、年下の上司というのになかなか慣れることができませんでした。

その年下の上司は、役職が自分よりも下であれば相手の年齢関係なく誰にでもタメ口で喋る人だったのですが、その上司を見てからというもの、自分は役職関係なく職場では敬語で話す人間になろうと決めましたね(笑

 

もうひとつ、転職してからの人間関係で戸惑ってしまったのが、以前からその会社で働いていた人たちは、同期であったり部署移動などもあって他の部署の人の名前なども把握していました。

しかし、自分の場合は転職なので同期というのが一人もおらず、他部署との関わりがほとんどなく、ちょうど繁忙期と重なっていたために歓迎会なども無く会社の人との触れ合いというのがほとんど無かったのです。

そのため他の部署の人と接することがほとんどないまま時間が経ってしまい、半年ほど経っても他部署の人の名前と顔が一致しないことが多々ありました。

転職をしたのはいいけど、社内の人の名前と顔を覚えるのにかなり時間がかかってしまったのも、人間関係を築くのに時間がかかってしまった原因です。

 

30歳を超えたいい歳したオッサンだったのですが、毎日通う社内に知り合いが少ないというのはなかなか寂しいものでした…正直なところ笑

なので、これから転職という方はできる積極的に転職先の会社の人と絡んで、まず名前と顔を覚えるという基本的なことをした方が良いですね。

転職前に転職先の人間関係を知る方法もある!

転職前に人間関係を知るには?

転職をする時にまず大事なのは転職先を見つけることですが、転職活動をしていくにつれて

「30代で転職して転職先に馴染めるだろうか…」

なんて気にしてしまうこともありますよね。

 

最悪なのは人間関係が原因で転職をしたものの、転職先の人間関係がまた悪くてスグに転職をしてしまうことです。

実はこの人間関係が悪くて仕事がなかなかうまくいかず、無駄に転職回数が増えてしまったというパターンは結構あります。

 

実際に僕が今まで面接をさせていただいた方の中でも、

「以前の職場が人間関係が悪くて、1年はガマンしたのですが…」

という人が結構いてました。

けどこの転職回数を無駄に増やしてしまうというのは30代ならば避けたいものです。無駄に転職回数が増えてしまうと企業の担当者に与える印象が悪くなってしまいます。

 

でも、転職活動の時に転職先候補の職場の人間関係を知る方法って、面接の時に担当の人に聞くぐらいしかないんですよね…

聞けばある程度は教えてくれるのですが、30代で転職するとなった場合なかなか面接で

「職場の人間関係はどんな感じですか?」

「どういった感じの方が多いですか?」

って聞きにくいですよね。

それに自分がしたい仕事なのに人間関係が悪そうだからといって諦めてしまうのももったいないです。

 

しかし、転職する前に転職先の人間関係を面接で担当者に聞く以外にも知る方法があるのです。

それは転職エージェントに転職希望先の人間関係を詳しく聞いてもらうという方法です。

 

転職サイトの情報だけだと、仕事や条件面ぐらいの情報しか乗っていません。

転職エージェントの場合だと、企業の担当者とエージェントが直接会って話をしているため、転職サイトには掲載されていないような情報も知っているのです。

そのため転職エージェントであれば転職先の人間関係や雰囲気などの情報も把握している場合が多いのです。

それに、自分で面接の時に聞くよりも転職エージェントに聞いてもらう方が聞きやすいですよね。

 

人間関係だけでなく、転職するのに何か不安があるといった場合でも転職エージェントを間に挟むことで、一人で転職活動をするよりも転職先の情報量が増え、転職に対する不安が解消されます。

もしあなたが、人間関係が原因で転職をしたいと考えているのであれば、転職エージェントに前職の人間関係のことを相談してから転職をした方が

「転職したものの失敗したかも…」という可能性を減らすことができます。

⇒評判の良い転職エージェントはこちらの記事で!

転職後の人間関係がうまくいかない人に共通すること。

人間関係が良くない人に共通する事

今は僕がが面接をする立場になって、僕が面接をして転職をしてきた人が何人か社内で働いているのですが、数名が転職後に人間関係がうまくいかなくてギクシャクしている人がいます。

その数名が人間関係が上手くいっていない理由はそれぞれあるのですが、1つだけその数名に共通していることがあります。それが…

前職のことを引き合いに出す。

ということです。

 

どういうことかというと、例えば仕事をしていて何か業務を頼んだ時に、

「前職ではこんなやり方では無かった。」

といって頼んだ業務に対して前職を引き合いに出して否定的なことを言う人がいるのです。

その意見が、前向きで業務の改善につながるのなら良いのですが、否定につながるようなことが多いのです。

 

確かに前職ではそうだったのかもしれないのですが、今働いているのは前の職場とは当然仕事の進め方であったりルールも違うことがあって当然なので、転職して間もないのに前職を引き合いに出して業務の進行が遅くなるようなことは言わない方がいいですね。

 

意見を言わない方が良いというのではなく、事あるごとに前職を引き合いに出してしまうと、

「なぜ転職してきたの?」

と相手に思われることもあるのです。

 

あと、良くあるのはプライドが高い人の場合、前職ではやっていなかったような雑用を頼んだりすると、あからさまに嫌な態度をとる人がいてたりします。

これもやはり転職をして新しい職場に来たからには、初めは仕事をを覚えるという意味もあって、前職では自分がしていなかったような雑用を頼まれることもあるのも仕方のないことです。

そういう場合は前職ではやっていなかったというのではなくて、新卒と同じように一から全てを覚えるようなつもりで、積極的に取り組むのが一番円滑に転職先に馴染むコツですね。

転職後の人間関係は心配しなくてもいい?

必要以上に人間関係を気にしない

30代になってそれなりにいい歳になっても、やっぱり職場の人間関係って良いに越したことはないですよね。

実際に自分が転職した最初の頃も、さっき書いたような嫌な上司がいて、人間関係で悩みかけたことはありました。

以前に知人が職場の人間関係で悩んでいるという話を聞いて「子供かよ!」なんて笑っていましたが、いざ自分に降りかかってくると、けっこうしんどいです。笑

 

確かに転職した先で初対面なのに嫌な上司や同僚がいてる可能性はありますが、転職したての頃って仕事を覚えることに必死で、気にはなるものの、それよりも仕事を覚えるのに必死で意外と耐えることができました。

なので、転職後の人間関係に関しては必要以上に悩まなくても良い…というより、悩んでる間もないくらい忙しかったりするので、あまり気にしなくて大丈夫です。

自分の場合「人からどう思われているか」というのを結構気にする性格なんですが、そんな僕でも乗り切ることができたので(笑

 

それに、30代ともなってくると人に嫌味の一や二つ言われても平気なぐらい、意外と耐性がついてるものです。

面接をしていても「職場の雰囲気ってどんな感じですか?」って気にされる方は結構いますが、そういう心配をしてる人のほうが意外とウマく人付き合いが出来ていたりします。

さっきも書きましたが、転職後って本当にけっこうバタバタしているので、人間関係で悩んでるヒマがなかったりするので、必要以上に心配する必要はないですよ。

 

もし、それでも転職先の人間関係が不安だというのであれば、転職の時に転職エージェントを利用して「人間関係に不安がある」と伝えた前提で転職活動をすることをおすすめします。

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