退職の引き止め…その時会社にはこんな思惑が。

退職の引き止め会社の思惑は?

「考え直して、残ってくれないか?」

「今やめられると仕事が回らない。」

「話を聞くからちょっと待ってくれ!」

退職することを上司に伝えたら引き止めされた…そんな時、あなたならどうしますか?

 

会社や上司から退職を引き止めがあった時、人によって2種類の感情がありますよね。

たとえば、望んでいた転職先が見つかりそうな人、もしくは見つかった人からすれば、

「希望通りの転職先が見つかってるのに、引き止められても…」

と、前向きに転職することが決まっている人からすると、退職を引き止められることは迷惑に感じますよね。

 

でも…

もし仕事に自信を無くして退職しようとした時に、上司から引き止めがあった場合はどうでしょうか?

「こんな不甲斐ない自分なのに引き止めてくれた。」

と上司や会社に感謝する場合もありますよね。

 

そう、退職を引き止められるということは、その人の立場によって2通りの受け取り方があるのです。

 

しかし、30代で転職することを決めて退職の引き止めがあった場合、あなたが退職することによって何かしら会社に不都合があるから引き止めることが多いです。

気持ちの整理がついていないと「このまま残った方がいいのかも!?」なんて揺らいでしまうこともありますよね。

 

正直なことを言うと、自分もこれまでに会社や上司に言われて、退職しようとしてる人を引き止めさせられたことが何度かありました。(無理に引き止めはしなかったですけどね。笑)

 

そんな自分自身の経験を踏まえて、今回は会社や上司が退社を引き止めるのには、どういった意図があるのか?ということについて紹介します。

 もくじ

そもそも退職の引き止めは違法なのか?

引き止めの違法性を語る弁護士

退職の引き止めに関することを紹介する前に、会社や上司が無理な退職の引き止めをしてくるのは違法なのか?と言うことについて先に紹介します。

なぜ先に紹介するかという、退職の引き止めが違法かどうかを知りたい人の場合、ひつこい引き止めにあっていてかなり困っていたり、恐怖心を感じている人もいるからです。

先に言うと、

無理な退職の引き止めは違法です。

働く人には退職する権利が法律で認められています。

具体的に退職の引き止めがどのように違法なのか、さらに詳しく知りたい人は▼こちらの記事を読んでもらえれば安心できるはずです。

仕事を辞めさせてくれない状況に落ち込む男性 仕事を辞めさせてくれない…自力で辞めるのが無理だと感じてる人へ

 

上司からの引き止めはパワハラの可能性も

引き止めをする上司の画像

仕事ができる人にやめて欲しくないから引き止める。これはよくあることですよね。

仮にあなたが上司だとして優秀な部下がやめるとなると…

多少なりとも引き止めようとする気持ちも分かりますよね?

しかし、上司からの引き止めがしつこくて、なかなか話も聞いてもらえず辞めさせてくれない、次第に会社へ行くのもつらくなって…となると、さすがにこの引き止めはパワハラです。

 

上司からすれば、もしかしたら「ちょっとした引き止め」をしただけだっかもしれません。

でも、その引き止めによってあなたが「精神的にツラい…」と感じてしまっているのであればパワハラになります。

パワハラの定義とは?

どんな引き止めがパワハラになるのか?と明確決まってはいませんが、

厚生労働省が定めているパワハラの定義に、こんな一文があります。

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。

参考 パワハラの定義厚生労働省:あかる職場応援団

つまり、上司が軽い気持ちだったとしても、あなたがツラいと感じているのであれば引き止めもパワハラになるのです。

会社があなたの退職を引き止めるタテマエとホンネ

引き止める会社のホンネ

退職を引き止められるということは、なにかしら理由があるというのは間違いないです。

引き止める理由はあなたのことを思っての場合もモチロンあります。しかし、会社の都合であなたが会社を辞めるのを引きとめようとする場合もあるのです。

退職を引き止めるのにはどんな理由があるのかを挙げてみると…

あなたがそれだけ会社にとって必要な人材だから。

イイねポーズをするサラリーマン

まず引き止められたということを素直に(笑)受け止めると

それだけ会社や上司はあなたの能力を評価していて、あなたを手放すのが惜しいということです。

 

少し茶化したように書いていますが、会社にとってどうしても必要な人材だから引き止めるケースは実際にあります。

だからこそ引き止められると心が揺れてしまうことがあるんですよね。

 

ちなみに、あなたが会社にとって本当に必要な人材だとして、あなたが退職する理由が給料や待遇だった場合、無茶な要求でなければ会社側も譲歩してくれるケースがあります。

引き止められたものの条件を出しても何も聞いてくれなかった場合は…です。笑

会社にとってコスパの良い人材

サービス残業で疲れた男性

あなたが給料以上の働きをしてくれる会社にとってコスパの良い人材だったらどうでしょうか?

そんなコスパの良いあなたが退職するとなったら、引き止められるに決まってますよね。

でもこれって、裏を返せばそれだけ会社側から正当に評価されていないという事でもあるのです。

文句も言わずサービス残業をしてくれたり、業務範囲外のこともこなしてくれる。そういった人を引き止めるケースはあります。

代わりの人材が見つかりにくい職種

PRの仕事をする男性

代わりが見つかりにくい職種をしている場合も、退職を引き止められることが多いです。

高い技術や長い経験が必要な職種であればあるほど引き止められることは多々あります。

 

しかし反対に、技術や経験がなくても「誰もやりたがらない仕事」をしている場合も引き止められることがあります。

というのも、誰もやりたがらない業務なだけに、その担当の人が辞めてしまうと次に長く続く人が見つけにくいことが分かっているために引き止めることも。

繁忙期が近く、人手が足らなくなるため

繁忙期に気合をいれる部長

どの企業にも一年の中でも特に忙しい繁忙期があります。その繁忙期が近くなってきた頃に退職を伝えると引き止められるケースも。

繁忙期には人手がいるため退職されると人手不足になり、あなたが辞めると繁忙期の業務に支障が出ることが目に見えているほど引き止められる可能性が高いです。

逆に繁忙期を過ぎると、手の平を返したようにすんなり退職を認めてくれるケースも。

求人広告を出している余裕がない

求人募集を支持する上司

求人広告ってリクナビなど大手どころに出稿するとなると、思っているよりも時間と費用がかかるものなのです。

そのため、考えてもいない時期に退職したいという人が出ると、求人広告を出す前にとりあえず引き止めてみようとすることも。

求人広告も応募が少ない時期があり、例えば年末やお盆など長期休暇の前は応募も少ないです。

そういう応募者が少ない時期には求人を出しても、費用が無駄になってしまうことがあるため、まずは退職を引き止めようとする企業はあります。

 

会社や上司が退職するのを引き止めようとするのが、主にこうした5つの理由です。

単純に会社にとって必要な人だから引き止めようとするケースもありますが、それ以外にも会社都合で引き止めようとするケースもやはり多いです。

実際に何度か上から命令されて、退職しようとしている人を引き止めた経験がある本人がこの記事を書いているので間違いないです。笑

会社があなたを引き止めるためにしてくること

退職を引き止めるために会社がしてくるコト

会社や上司が、どんな理由で引き止めるのか見ていただいたところで、次はどんな方法で引き止めをしてくるのかを紹介します。

自分が上司に言われて引き止め工作!?を行った方法も併せて紹介してみます。思い出したくもないですが…笑

君は重要人物!作戦

君に期待してる素振りをする上司

会社としては、できれば現状の給料や待遇のままで引き止めたいのがホンネ。

そのため条件アップなどの提示ではなく、まずは

「君がいないと部署が回らない」

「君がいないと会社が成長しない」

といったような、会社にとって「あなたは重要人物」的なことを言って引き止めようとしてきます。

 

自分の元上司も、わざわざ別室に呼び出したり飲みに誘ったりして、よくこの手を使っていましたね。

中には「自分のことを認めてくれていたんだ…」と思う人もいるのですが、ほとんどの人は「今さら遅すぎる」と笑いながら言ってましたね。

わずかばかりの給料アップ

給料袋をポケットに

「とりあえず給料をちょっと上げとけば引き止められる」と考えている会社や上司って結構多いです。

先ほど紹介した「君は重要人物作戦」の効果が薄いと、給料アップを条件に引き止めに。笑

 

給料アップと言っても大幅なアップではなく、1年で昇給する半分程度の給料アップを提示するケースが多かったです。自分の会社の場合。

急に取って付けたようなポジションを任せる

ポジションを任され敬礼する男性

引き止め作戦として会社の制度などの問題で給料アップが難しい場合、良くあるのがポジションを任せるということです。

ポジションと言っても、係長や課長と言ったような役職を与えるというのではなく、部署内のごく一部のリーダー的なポジションです。

 

仕事に直結するようなポジションではなく、日常の業務内でのあってもなくても良いようなポジションです。笑

たとえば部署内での飲み会やレクリエーションを仕切るポジションなどです。ウチの会社で実際にあったのは防災責任者というポジションでした。

上司からの説得が長い。

退職の引き止めをする上司

上司に退職することを伝えたにも関わらず、その上司から引き止められる期間が長く、退職するまでに時間がかかってしまうケースも。

嫌なケースですが、退職を伝えたにも関わらず会社には伝わらず上司で止まってしまい、何度も何度も説得され引き止めようとされることもあります。

一歩間違えばパワハラに近いようなケースですが「自分が引き止めれば考え直すハズ」と思っている上司もいます。

引き継ぎできる人が見つかるまでもう少しだけ続けて欲しい

ズルズルと退職を引き延ばされる

あなたの後任が見つからず「引き継げる人が見つかるまでもう少し続けて欲しい」と言われ退職を延ばされるケースもあります。

「引き継ぎまでの期間が長ければ、転職を考え直してくれるかも」

なんて考えを上司が持っていることも考えられます。

実際に人が見つかっていない場合もありますが、後任を探している素振りが無いのであれば、後任が見つからなくても「◯月◯日には退職する」と意思表示すべきです。

もう少しもう少しが続いて気がついたら何ヶ月も経っていた…なんてのは避けたいところです。

 

よくあるのがこのような退職の引き止め方です。

大抵の場合、退職を引き止めてくるのであれば、まず「君は重要人物作戦」で引き止めにくるはずです。笑

 

というのも、これには2つ理由があります。

まず先程紹介したように、会社としては今の待遇のままで引き止められるのが理想的なのです。

そのため、条件アップなどを提示せずにまずは説得で引き止めようとします。

 

そしてもう一つ、

「退職すると言えば給料や待遇がアップする前例を作りたくない」

というホンネがあります。これは会社としては当然ですよね。

退職すると言ったら給料が上がったなんて噂が社内に広まれば、「もしかしたら自分も退職すると言えば…」なんて人が出てくる可能性があります。

なので退職を引き止めるために条件交渉がある場合は、口外しないという条件で行われることが多いです。

 

これが退職を引き止めるためによくある事です。

引き止めに惑わされずスムーズに転職するために

引き止めされないコツ

「今の仕事に未練はない」となると、無理に引き止められずスムーズに転職したいですよね。

そして会社や上司にも悪い印象を残さずに転職することができれば理想的です。

 

じゃあどうすれば無理に引き止められず、スムーズに転職できるかについて紹介します。

上司に報告するのは転職先が決まってから。

上司に退職を切り出すタイミング

転職する気持ちは固まっているのにやってしまうのが、

転職先が決まってない段階で上司に相談してしまうことです。

 

転職先が決まっていない状態で上司に相談をすると「転職先が決まるまでの間に説得できれば引き止められるかも」と思わせてしまいます。

もしあなたの転職する意思が固くスムーズに転職したいのであれば、転職先が決まってから上司に退職を伝えるべきです。

少し卑怯と思われるかもしれませんが、転職先が決まっているのであれば上司も「次の仕事がもう決まっているのであれば引き止められないか…」諦めます。

スムーズに転職したいのであれば、律儀に前もって上司に転職の相談をしないことです。(よほど信頼できる上司であれば別ですが。)

 

転職することを上司や会社にスムーズに伝えるにはもう少しコツが…詳しくは▼こちらの記事で。

転職を上司や会社に伝えるベストなタイミング上司に転職を報告。気まずくならないベストなタイミングと伝え方

今の給料や雇用条件を退職理由にしない。

給料待遇を退職理由にしない

給料や雇用条件のアップを求めて転職するとしても、退職理由として給料などの不満は伝えない方が良いです。

というのも、「給料や雇用条件を上げれば引き止められるかもしれない。」と思われる可能性があるからです。

 

それに給料や雇用条件を引き合いに出されて揉めることになると、あなたの退職に対する印象も悪くなってしまいます。

もし転職先や候補が決まっていて退職するのであれば、退職理由は「やりたい仕事が見つかった」と伝える方が良いです。

期限を明確に決める。

退職時期を明確に

上司に退職する時期を伝える時に、

「夏頃にやめようと思っています。」

「冬前にやめようと思っています。」

といった風に、退職する時期を曖昧に伝えてしまう人がいます。

これも退職時期が思っていたよりも延びたりしてしまう原因の一つです。

 

退職を引き止められないためには、退職日を伝える時に具体的に「○月○日に辞めます」と明確な日にちを伝えるべきです。

たとえば「夏頃」と伝えてしまうと、あなたは6月頃と思っていても上司は8月後半ぐらいだと思っているかもしてません。

それに、明確に退職日を伝えることで意思が固まっていると伝えることもできます。

繁忙期が終ってから退職する

繁忙期が終わってから退職

繁忙期近くに退職を申し出ると引き止められる可能性は高いです。間違いなく。笑

繁忙期はやはり会社にとっては稼ぎ時。そんな時に退職する人が出ると売上にも影響が出かねないですよね。

 

それに、繁忙期と分かっていながら辞めると同僚からも冷たい目で見られたりも…

なので繁忙期が近づいているのであれば、その繁忙期はガマンして業務をこなしてから退職する方が引き止められにくいです。

これが引き止められず円満に退職するためのコツです。笑

引き止められた…退職せずに残って続けるべきなのか

ここまで退職を引き止められるのが迷惑な前提で書いてきましたが、

もし引き止められて、そのまま会社に残った場合、何かしらのメリットがあるのか?ということについて触れてみます。

転職する気マンマンで「引き止めなんかには絶対応じない!」という人は読み飛ばしてもらって大丈夫です。笑

 

会社や上司から引き止められると、少なからず感情が動いてしまう場合もあります。

「もう少し続けてみようかな」

なんて気持ちが出てくるのも分かります。

 

引き止めに応じて続けた方が良いかどうかは、あなたの状況によって変わってきます。

いくつか具体的なパターンを出して紹介してみると…

前向きな転職先がある場合

次の転職先が決まっていて、なおかつその転職先では自分の希望が叶えられるハズだ。と思っているのであれば、残って続ける必要は無いですよね。

むしろ引き止められて続けることによって「あの時転職していれば…」という感情が出てくると後悔にしかなりません。

次の職場と条件面などで折り合いがついているのであれば、残って続ける必要はないはずです。

転職先はあるけど、それほど納得してない場合

内定はもらったものの「なんか微妙なんだよな…」みたいな十分に納得できる転職先ではない場合。このケースが一番心が揺れ動いてしまいますよね。笑

この場合は転職することで何を求めていたのかを、もう一度書き出してみることをおススメします。

たとえばその求めていたものが、給料や待遇であった場合は引き止められた時に交渉してみるのも一つの手です。

求めていたものが仕事自体ならば、引き止めに応じる必要はないです。

⇒今よりも確実に条件を上げて転職したい!そんな人こそ転職エージェントに相談を

退職すると伝えたものの、転職先も決まってなく不安な場合

一時の気分に左右されて退職を決めてしまった…というのもあることです。笑

引き止められた時に少し時間を取って考えてみて「一時の気の迷いだった…」というのであれば、残って続けた方が無難です。

仕事を続けながら転職先を探すのがオススメです。

 

自分がこれまでに実際に見てきたケースだと、前向きな転職先が決まっている人以外は、退職を引き止められたら一度立ち止まって考えてみるのもアリです。

引き止められていたのに勢いで退職したものの、転職先が見つからず「戻りたい」と元上司に伝えたものの、人員の都合で戻れなかった…なんてケースもあったので。

退職を引き止められない人もいる…その理由は?

退職をする時には引き止められないよりは、少しでも引き止められた方が「自分が必要とされている」ような感じがしますよね。今さら感はあると思いますが…笑

極端な話、退職することを上司に伝えた時点で、

引き止められる or 引き止められない

このどちらかになりますよね。

退職を引き止められないという場合、こんな3つの理由が考えられます。

  • 本当は引き止めたいけどあなたのことを思って引き止めない。
  • 引き止めるのを会社や上司のプライドが邪魔をする。
  • 会社に必要とされていない。

それぞれの理由をもっとわかりやすく説明すると…

本当は引き止めたいけどあなたのことを思って引き止めない

引き止められない理由としてベストなのがこのケースです。笑

どういうことかと言うと、

会社や上司の本音としては、転職や退職をしよう考えているあなたを引き止めたい!

しかし、あなたのこれから先のことを考えて、あえて引き止めはしないと言う場合のことです。

辞められるのは惜しいけど、あえて引き止めない…良い会社と上司ですよね。

ある意味「君はウチの会社なんかで働くもったいない」と言われているようなものです。

引き止めるのを会社や上司のプライドが邪魔をする。

退職を引き止められない理由として意外と多いのがこれです。

会社や上司の本心としては退職せずに残って欲しいけど、変なプライドが邪魔をしてあなたに「残って欲しい」と言えないのです。

冗談みたいな話ですが、ありえます。笑

会社や上司からすると本当は引き止めたいけれど、引き止めてしまったらその人に頼っているのがバレてしまう。

「引き止めると認めたことになってしまう。」

「残ってほしい事がバレたくない…」

こういった会社や上司の変なプライドが邪魔をして引き止められないのです。

会社に必要とされていない。

退職や転職を考えていると上司や会社に伝えたけど引き止められない。

(この会社から必要とされていないのかも…)

人間関係や会社への不満が原因で、退職や転職することになった場合ってマイナスに考えてしまいますよね。

たしかに会社に必要とされていないから引き止められない…と考えることもできます。

実際に、人の入れ替わりが激しい会社では、退職者が出ることに慣れてしまっていて「代わりはいくらでもいる」的な考えで引き止めないこともあります。

退職を引き止められないのにはこうした3つの理由があります。

退職を引き止められた時は、ハッキリとした答えを

今回は退職を引き止められることについて書きましたが、引き止める時にはどういう思惑が会社にはあるか分かっていただけたかと思います。

引き止め役を何度か経験したことがあるのですが…退職しようとしている人を引き止めるのも荷が重い仕事なんです。ほんとに。笑

 

自分の場合は、勢いで退職しようとしている人に対しては必死に引き止めました。相手のことを思って。

それ以外の場合は、会社や上司から言われて仕方なしに引き止めてはみるけれど…といった程度でしたね。

 

そんな経験を踏まえて最後に一つ言うのであれば、

引き止められた時は、キッパリと答えるということです。

キッパリと「引き止められても退職します!」という固い意思があるのであれば、何度も引きとめようとはしません。

条件面に不満があって引き止めに迷っているのであれば、希望する条件を遠慮せず具体的に思い切って打ち明けてみるのも手段の一つです。

 

引き止められた時にフワッとした回答をしてしまうと、ズルズルした状況になってしまいます。

なので退職を引き止められた時はキッパリと答えるのが、うまくかわすコツです。

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