そんな状況になっていませんか?
でも、パワハラを受けている人の中には、
「仕事がツラいのは当たり前、だからパワハラでも我慢して働かないと」
という風に考えてしまう人もいます。
たしかに仕事に忍耐強さや我慢は必要かもしれません。
しかし・・・
パワハラの場合は仕事の忍耐や我慢とは全くの別物です。
あなたがパワハラを受けていて転職した方が良いかもしれない。と思っているのであれば、すぐにでも行動に移した方がいいです。
なぜなら、パワハラをつけている今の会社で我慢して続けたとしても、パワハラをしてくる上司がいる限りあなたの評価が上がったり、パワハラされている状況が良くなる可能性はかなり低いからです。
それだけでなく、今はパワハラに耐えることができていたとしても、パワハラがこの先も続くことによって、最悪の場合は
パワハラに耐えられなくなると…
- 会社に行くことができない
- 仕事をすることができない
といった状況になってしまうことも十分に考えられるからです。
不安を煽っているわけではなく、実際にパワハラを我慢し続けて仕事ができない状況になってしまう人がいるのです。
しかし、今回の記事を読んでいただくことで、
パワハラは転職することで仕事へのモチベーションが取り戻せる。
ということが分かっていただけるはずです。
もちろん何の根拠もなく「パワハラは転職した方が良い!」なんていうつもりはありません。
今回の記事を作成するのあたり、実際にパワハラを受け続けて31歳で転職した高杉さんー仮名ーに協力していただきました。
高杉さんのパワハラ体験談や転職後にどうなったのか?ということを踏まえて紹介します。
パワハラに耐える必要があるのか?パワハラは転職した方が良いのか?
実際にパワハラにあった人の体験談を元に判断していただけるかと思います。
パワハラに付き合うのはあなたの人生の時間の無駄です。
じっくりと読んでこれからの選択の参考にしてください。
もくじ
そもそも私がされているのはパワハラなのか…?パワハラの定義って?
倉石
高杉
倉石
あとは仕事以外のことでも言われ始めたのでパワハラだと感じましたね。
高杉
まず最初に、パワハラを受けていると思っていても、
「パワハラってそもそもどういうことがパワハラなの?」
といった感じで、先ほどの高杉さんの様に初めは自分が受けているのがパワハラだと断定できていない人もおられるかと思います。
具体的にパワハラの定義とはどういうことなのかというと…
パワハラの定義は厚生労働省によって決められている。
パワハラといっても、具体的にどういうことを上司や会社からされたらパワハラなのか?
たとえば仕事上で無理難題を押し付けられたり、必要以上に叱責や罵倒されたりなど人によって様々なパワハラのケースがあります。
そのため、何をされたらパワハラに当たるのか?というのが人によって曖昧だったりします。
このパワハラが曖昧というのが後々厄介なことになるのですが…
しかし、パワハラというのは世間でも蔓延しており、実は厚生労働省によってパワハラの定義は定められているのです。
厚生労働省が定めているパワハラの定義というのがこれです。
参考 職場のパワーハラスメントについて厚生労働省同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為
「職場内の優位性を背景に」というのがポイントで、あなたが会社で逆らえない立場にある人から受けた、無理難題や言葉の暴力などがパワハラになるのです。
ちなみに厚生労働省では、パワハラの典型的な行為も示されています。
そのパワハラの行為がこの6つです。
- 身体的な攻撃
暴行・傷害- 精神的な攻撃
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言- 人間関係からの切り離し
隔離・仲間外し・無視- 過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害- 過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと- 個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること
これらのことを、あなたが仕事上逆らうことのできない上司や先輩などからされた場合は、パワハラにあたるのです。
これが厚生労働省で定められているパワハラの定義です。
パワハラは定義されていても厄介なのが人によって曖昧だということ
パワハラというのは一人だけで成立するものではないですよね。
- あなた
- あなたが会社で立場上逆らうことのできない人
この二人の登場人物によって成立する事です。
これだけテレビや新聞・ネットなどでパワハラと騒がれていたら、両者ともパワハラについては認識しているはずです。
しかし、先ほど厚生労働省によるパワハラの定義を紹介しましたが、具体的な定義を知っている人もいれば知らない人もいます。
それに、パワハラを受けている側の人は「パワハラだ」と思っていたとしても、パワハラをしてる側の人からすれば「仕事を進める上での教育だ」と思っている人もいるのです。
だからこそ、パワハラは定義されているものの、人によってはパワハラの定義が曖昧だったりするのです。
昔からよく、いじめられている側はされたことを覚えているけど、いじめている側はいじめていると思っていなかったなんて話をよく聞きますよね。都合の良い話ですが…
パワハラもこのいじめの話と似た様な部分があるのです。
私が実際に聞いたことのある話だと、
上司側(パワハラしてる側)の言い分
- 俺たちが若い頃はもっと酷かった
- これぐらいの逆境に立ち向かえない様じゃ社会人としてダメ
部下側(パワハラされてる側)の言い分
- パワハラだとは思っていたけど我慢しないとダメだと思っていた
- 仕事ではこれぐらい言われても仕方ないと思っていた
ということがあったりするのです。
しかし、先ほどのパワハラの定義を見て、あなたが今されていることがパワハラだと思ったのであれば、それは間違いなくパワハラです。
パワハラに耐える必要はないです。我慢するのではなく、パワハラは転職して環境を変えるのがベストな選択です。
というのもパワハラを我慢してもデメリットしかないからです。
どんなデメリットがあるのか高杉さんのケースを通して次の項目で紹介します。
パワハラに屈したくない…気持ちは分かる。でもデメリットが多すぎる。
倉石
高杉
倉石
高杉
今この記事を読んでいただいている人の中には、パワハラを受けているとい人もおられると思います。
せっかく頑張ろうと思った会社で上司のパワハラにあってしまって…
パワハラなんかに屈したくない気持ちも分かります。
しかし、パワハラをしている上司が会社に在籍している限り状況が変わりそうにないのであれば、転職を考えるべきです。
なぜならパワハラがこれから先も続きそうであるならば、今の会社で仕事を続けることはデメリットが多すぎるからです。
パワハラの会社で仕事を続けることにどんなデメリットがあるかというと、
パワハラ上司がいる限り評価が上がらない。
高杉
実際にパワハラを受けていた高杉さんの場合、仕事の成績は部署でトップクラスだったのにも関わらず、社内の評価制度では上司からのパワハラで評価されず、昇給などもほとんどなかったのです。
高杉さんはパワハラで転職をして別の会社に移ったのですが、転職した会社では正当な評価を受けているのです。
パワハラ上司があなたの上司がいる限り、仕事を頑張って実績を作っても評価されないという可能性も十分考えられるのです。
同じ会社でも部署や上司が変われば評価される可能性はありますが、
部署や上司を変える・・・社内の体制をあなた自身ではどうすることもできないですよね。
このまま我慢して、社内の体制が変わるのを待ちますか?
いつ変わらない社内の状況を待つよりも、あなた自身が動いて変わった方が間違いなく状況を変えることができます。
本来の仕事をさせてもらえなかったり、仕事を減らされたりする。
高杉
パワハラ上司がいる現場で聞くのが、
ということです。
パワハラ上司からすると、嫌いな部下が仕事で成績が良かったりすると、自分の見る目がなかったり管理能力が無いと思われてしまうわけです。
パワハラ上司はなにせ自己中心的な考え方をする人が多いです。
なので、パワハラ相手の嫌いな部下に本来の仕事をさせなかったり、仕事で成績を上げることができないように仕事を減らしたりということも起こり得るのです。
パワハラが酷くなると、仕事ができない状態になってしまうことも。
高杉
パワハラを受けている人も、今はまだパワハラに耐えて仕事をできているかもしれません。
でも、このままパワハラされる状態が続いてしまうと、我慢ができなくなってしまい最悪仕事ができない状態になってしまうことも考えられるのです。
というのもパワハラを受けている人からよく聞く言葉です。
今はパワハラに耐えることができていたとしても、パワハラはエスカレートしていきます。それに、周りの人との評価にもどんどん差が出てきます。
そんな状態になってしまうと我慢どころか、仕事している意味すらわからなくなってしまいますよね?
だからこそ、まだパワハラに耐えることができている間に転職を考えるべきです。
パワハラに屈したくないという気持ちは分かります。
しかし、
パワハラのデメリット
- パワハラ上司がいる限り評価されない
- 本来の仕事をさせてもらえない、仕事を減らされる
- 仕事ができない状態になってしまうこともある
こうしたデメリットがパワハラを受けてるあなたにとって大きすぎるからこそ、パワハラに屈するのではなく、あなたを正当に評価してくれる会社に転職するべきなのです。
パワハラは転職理由にしないほうが良い?パワハラで転職する時の疑問
パワハラで転職する時に悩む事として多いのが、
パワハラで転職する時に悩むこと
- パワハラで転職する時の転職理由
- パワハラで退職する時の退職理由
- パワハラ上司に退職を伝えるタイミング
この3つです。
倉石
高杉
倉石
高杉
パワハラで転職を考えている人の中には、パワハラを転職理由として面接の時に担当者に話そうとする人もいます。
パワハラが転職理由になっていることも分かります。
しかし、面接や書類応募でパワハラを転職理由にするのはやめておいて、ポジティブなことを転職理由にした方が良いです。
パワハラを転職理由にするとネガティブに見られることも
パワハラが転職理由だということを面接で伝えたり書類に書いてしまうと、担当者によってはネガティブに捉えられることも考えられます。
なぜネガティブに捉えられるかというと、
ネガティブに捉えられる理由
- 担当者がパワハラに理解がなかった場合「この人はこの程度でもパワハラだと感じるのか」と思われることもある。
- パワハラが転職理由だと「業務上の注意でもパワハラだと思われるかもしれない」と思われることも。
面接の担当者にこんな風に思われる可能性もあるのです。
というのも、面接の担当者はあなたが受けたパワハラのことを知らないということもあります。
それともう一つ、この記事のはじめのパワハラの定義のところでも触れましたが、
パワハラの定義は人によって曖昧。
ということも関係しているのです。
そのため、あなたの転職理由がパワハラだったとしても、パワハラの理解にあなたと担当者との間で差ができてしまうのです。
だからこそ根本的な転職理由がパワハラだったとしても、ポジティブな転職理由を伝えた方が良いのです。
ポジティブな転職理由の例
- スキルアップやキャリアアップを転職理由にする。
- 応募する企業の業務内容や企業理念に惹かれたことを転職理由にする。
退職を伝える時もパワハラを退職理由にしない。
高杉
パワハラを受けていたから、パワハラを退職理由にして会社を辞めて転職する。
正しい退職理由であり、パワハラしていた相手に分からせたい気持ちも分かります。
しかし、パワハラを退職理由にしてしまうと高杉さんのように無意味な引き止めにあってしまったり、退職するまでの期間にパワハラがエスカレートすることも考えられます。
なぜなら…
- 上司としてはパワハラを表沙汰にされたくない。
- パワハラを教育だと思っているため裏切られたと感じる。
こうした理由があるからです。
これだけ世間でもパワハラが問題視されていたら、パワハラ上司というレッテルを貼られたり、パワハラで退職されたと思われたくないですよね。自己中過ぎますが…笑
転職先が決まっていたり、少しの間休むことが決まっているのであれば、パワハラを退職理由にしない方が良いです。
先のことが決まっているのであれば、これ以上パワハラに無駄な時間と労力を使う必要はないです。
ちなみに、パワハラを泣き寝入りするのは悔しいですよね?
そういった場合は退職した後でも構わないのでパワハラされていた事実(音声や資料)などを集めておいて、労働基準監督署の総合労働相談コーナーに相談すれば然るべき措置が取られます。
参考 総合労働相談コーナーのご案内厚生労働省退職を引き止めされることで、どんなデメリットがあるかについては▼こちらの記事が参考になります。

パワハラで転職することを上司に伝えるのは転職先が決まった後で
パワハラで転職することを上司に伝えるタイミングですが、転職先が決まった後で伝えるのがベストなタイミングです。
なぜなら、
- 転職先が決まっていれば残りの期間が決まっているのでメンタル的にも耐えやすい。
- 転職する時期が決まっていればパワハラ上司も引き止めにくい。
こうした理由があるからです。
なのでパワハラで転職することを上司に伝えるのは、転職先が決まった後に伝えるのが良いです。
ちなみに、上司に伝えるタイミングについては▼こちらの記事を見ていただければさらに納得していただけるはずです。

パワハラで転職する時に欠かせない、パワハラに合わないための転職活動
倉石
高杉
倉石
高杉
ここからはパワハラで転職を考えている人に、転職してパワハラを受ける可能性を少なくするための転職方法を紹介します。
なぜパワハラで転職するのか?
それは転職してパワハラを受けない環境で、正当に仕事を評価してもらうためですよね。
であるのなら、パワハラで転職を考えている人はなおさら転職活動が重要になるのです。
最悪なのは、転職したけどまたパワハラのある会社に入ってしまった…ということです。
そんなことにならないためにも、パワハラで転職を考えている人がどんな転職活動をすればいいのかというと…
パワハラを受ける可能性が少ない転職先を選ぶ
言われるまでも無いことですが、転職してパワハラを受けないためには、パワハラを受ける可能性が少ない転職先を選ぶということです。
まずこれがパワハラで転職する人が転職する時の大事な条件になりますよね。
しかし、原因がパワハラで転職しようとしているのに、転職サイトなどから転職先の会社の雰囲気などを考えずに応募してしまう人が多いのです。
高杉
パワハラを受ける可能性が少ない転職先を選ぶ。
簡単そうに書いていますが、なかなか難しいから転職するのを悩んでしまうんですよね。
転職サイトよりももっと詳しい転職先候補の会社の雰囲気や社風などを知ることができれば、パワハラの可能性があるかどうかの判断材料にできるのです。
でも、転職サイトだと会社が求人広告を載せているだけなので、第三者目線の会社の雰囲気などを知ることはできないですよね…。
そんな時に客観的な会社の雰囲気などを知れるのが転職エージェントです。
転職エージェントであれば、あなたが知りたい転職先候補の会社の雰囲気などを細かく聞くことができます。
それに、転職エージェントはパワハラが日常的に起こっているような会社は紹介しません。
なぜならパワハラ会社を紹介してあなたがすぐに辞めてしまったら、転職エージェントは企業から報酬をもらえません。
それだけでなく転職エージェントとしての評判を落とすことになりますよね。
だからこそ転職エージェントを利用すればパワハラを受ける可能性が低い転職先が見つけやすくなるのです。
⇒転職支援実績NO1だからパワハラで転職したいあなたの希望を親身に相談できる。
パワハラで転職する時は、今までの経験やスキルが活かせる仕事を選ぶ
高杉
パワハラで転職するときは、もしあなたがパワハラがなかったとして今の仕事が嫌いじゃないのなら、今の仕事の経験や知識が活かせる仕事に転職した方が良いです。
それにはこんな理由があるからです。
経験が活かせる転職をする理由
- 仕事の経験や知識があるので、転職先が見つかりやすい。
- 経験や知識があるので転職後の待遇も前職での経験を優遇してくれる。
- パワハラを受けていた前職での期間が無駄にならない。
パワハラを受けていたとはいえ、これまでの仕事での経験や知識がが無駄になってしまうと、パワハラのせいで今までの時間まで無駄にしてしまったことになります。
これ以上パワハラに無駄にさせられないように、仕事が嫌いではないのなら今の仕事の経験や知識が活かせる仕事に転職した方が良いです。
パワハラを相談した上で転職先を決められる環境を
ですが転職エージェントにパワハラがあったことを打ち明けてから応募する企業を決めることができたのは安心感がありました。
高杉
パワハラで転職する時にこそ、誰かに相談した上で転職先を決めた方が安心感があるのは間違いないです。
そのパワハラがあったことを相談できる相手が、転職についてよく知っている人ならなおさら心強いですよね。
転職エージェントならパワハラがあったことを相談した上で、どんな会社に転職すれば良いのかを決めることができます。
それに転職先を決める以外にも、パワハラで転職する時の志望動機や面接でパワハラについて話すのかどうかなど相談することができます。
そうした単なる転職ではなく、パワハラで転職するという特殊な理由がある時こそ、転職エージェントは力になってくれます。
⇒パワハラで転職を考えているからこそ転職支援NO1のエージェントに相談を
エスカレートするパワハラで会社に出勤できなくなり転職した体験談
倉石
高杉
倉石
高杉
もしかしてこれがパワハラ?営業の仕事でされたこと。
私はもともと事務職をしており、28歳の時に前職であるパソコンの営業の仕事に転職しました。
パソコンの営業の仕事に転職したのは、これまでの仕事柄パソコンを触ることが多かったので、パソコンに関するスキルを身につけることができると思ったのと、お給料の良さに惹かれて転職しました。
事務職をしている時はパワハラなんてこととは無縁で、部署内の人間関係も良かったです。
パソコンの営業の仕事内容は、パソコン内部のウイルス対策やソフト等の使い方を企業に教えたり、ソフトウェア関連の営業が主な仕事内容です。
また、エンジニアのサポートとして企業のパソコンシステムの管理などもしていました。
パソコン検定を取得していたので、勤めていた会社が定期的に開催しているパソコン教室でタイピングやoffice関連のソフトの講師をすることもありました。
パソコンの営業での待遇は、週休2日でお給料は月25万円ほどでした。
パワハラは上司が変わって突然始まった。
私が事務職から転職してきて3ヶ月ほど経った時、前任の上司が退職することになり後任の上司が本社から異動してきました。
当時の私は3ヶ月経ったとはいえ、仕事に関してまだわからないことが多かったです。
新しい上司が異動してくるなり、私にどんどん仕事を振られるようになりました。
担当したことのない営業の仕事を任せられたりしたため、
「分からないことが多いので教えてください」
と上司にお願いしたのですが、無視をされたり「自分で考えろ!」と怒鳴られたりしました。
初めの頃は私もこれがパワハラだとは思っておらず「厳しい上司なんだな…」ぐらいに思っていました。
結局、上司から任された仕事に関しては誰からも教えてもらうことができず、自分で勉強しつつ仕事をこなすしかありませんでした。
その結果…私は3ヶ月後の営業成績で部署内で上位になったのです。
しかし、この結果に上司が気に食わなかったらしく、私が担当していた企業は別の人の担当にされたのです。
その時に上司から言われたのが
と言われたのです。
この時に初めて、上司からパワハラをされていると認識しました。
その頃から上司や部署内の先輩からのパワハラがさらに拍車をかけるように酷くなりました。
上司からは1日では終われない量の仕事を振られ、私が定時までに仕事を終えることできないと
「だからお前は邪魔なんだ」
「こんな量の仕事もできずに恥ずかしくないのか」
「どうせお前の親も大したことない」
なんてことを言われました。
さらに同じ部署の先輩からも
「お前がいるから俺の評価が上がらない」
「誰もお前なんか必要としてないから辞めろ」
と言われたりもしました。
私へのパワハラが日常的に行われるようになったのです。
仕事もきちんとこなし、毎日真面目に仕事をしていました。それなのに理不尽にパワハラされる毎日。
悔しくや悔しくてたまりませんでした。
しかし、パワハラがエスカレートしても、仕事を辞めることはしませんでした。
仕事を辞めると負けたような気がしたので。
結局私はパワハラが続いた状態で1年半ほど仕事を続けました。
パワハラには負けない!でもメンタルに異変が…
上司や部署の先輩からのパワハラに負けたくない!と思い仕事を続けていました。
それでも仕事を続けていた理由は、パワハラに負けたくないという気持ちともう一つ別の理由がありました。
それは、私が転職してきてまだ1年経っていなかったことです。
在籍して1年以内に転職すると、職歴に傷がついてしまうと思っていたのです。そのためパワハラされても最低1年は頑張ろうと思っていたのです。
パワハラをされながらも1年耐え、まだ耐えられると思っていた頃でした。
出勤のため電車に乗っている時、急に会社に行くのが怖くなってしまい途中の駅で降りてしまったのです。
涙が溢れて落ち着きがなくなり、駅のベンチに座っているのがやっとでした…。
どうすることもできず家に電話をして母親に下車した駅まで迎えに来てもらったのです。
そして家に帰って初めて、パワハラを受けていることを母に泣きながら話しました。
母にパワハラのことを話した時、転職してから初めてほっとしたのを今でも覚えています。
休みながらも仕事を続けつつ、転職活動を開始
パワハラのことを考えると、メンタル的に会社に行くことが怖くなってしまうことが度々あり、毎日出社することができない状態になりました。
しかしそれでも仕事はしたいという意欲はあったので、休みながらも仕事は続け転職活動をすることに決めました。
私が休みがちになったからか、パワハラ上司からの暴言は少しマシになったのがせめてもの救いでした。
初めは転職サイトなどで転職先を探していたのですが、転職するのならもうパワハラにはあいたくないと思ったので転職エージェントにも相談することにしました。
転職エージェントの方との面談で、
- パワハラで転職を考えている
- 転職するなら絶対にパワハラを受けたくない
- パソコンの営業の仕事での経験が活かせる仕事がしたい
この3つのことを伝えました。
10日ほど経った頃に転職エージェントから連絡をいただき、3社ほど転職先候補となる会社を紹介していただきました。
私は今、その転職エージェントに紹介してもらった中の一つである、パソコンサポートの企業で働いています。
転職後はパワハラもなくなり、仕事が楽しく思えるように
転職エージェントの方に紹介していただいた会社に転職し、パワハラからは解放されました。
今の会社に転職した初めの頃も、前職でのパワハラの影響で仕事へ行くのが少し怖くなってしまう感覚になってしまうことがありました。
でも今では怖くなる感覚もなくなり、仕事が楽しく思えています。
前職での理不尽なパワハラは、今でも思い出すと悔しくて仕方ないです。
それに、仕事を頑張っても評価してもらえなかったことなどを考えれば、本当に時間の無駄だったと思います。
最近ではパワハラのことがテレビやネットでも取り上げられていますが、私のようにパワハラにあっているのであれば、早いうちにパワハラで転職を考えて行動に移した方が無駄にする時間も少なく済むと思います。
私もパワハラを受け始めた頃は、それでも頑張れば認めてもらえると思っていました。
でも、パワハラをしてくる人はそう簡単に考え方は変わりません。
パワハラをされている方が転職しないといけないのは腑に落ちないのも分かります。
しかしこれ以上人生の時間を無駄にしないためにも、決断は早めにした方が良いです。
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