【体験談】大手証券会社から2回の転職を経験して

大手の会社にいたからといって、必ずしも転職が成功するということではないのです。今回の転職体験談は、新卒から勤務をしていた大手証券会社から転職をされた男性Yさんの転職体験談です。Yさんの経歴を簡単に紹介すると、

Yさんは大手証券会社に新卒で就職をし、結婚もして子供も出来、順風満帆な生活だったのですが転勤がきっかけとなり転職を考え始め、人材紹介業へと転職をするのですが、この転職が思っていたものと違い、また転職をすることになるのですが…

大手の企業で働いているというだけで転職も容易なのでは?と考えてしまいがちなのですが、転職先を間違えてしまうと思ってもいなかったことが起こることがあるのです。

Yさんは転職でどういった経験をされたのでしょうか?ではYさんの転職体験談を紹介します。

自己紹介をさせていただくと、私は現在、千葉県在住の33歳の男性で一人暮らしをしております。バツイチで、前妻との間には4歳の子供がいるので、週末や休みの日は子供が遊びに来たり、一緒に出掛けたりして過ごしています。

4年大学を出て、新卒で入社し、その後2度の転職を経験しました。現在3社目の会社にに勤めて3年ほどになります。趣味は映画を見たり本を読んだりと、どちらかというとインドア派で、現在の会社は残業もそれなりにあるものの、週末はしっかり土日祝日で休みが取れるので、趣味を楽しめています。

これまでの私の職歴や転職を経験した時の感想について紹介したいと思います。

大手証券会社から人材コンサル会社へ転職

先ほども記述しておりますが、私には2度の転職経験があり、現在3社目の会社に勤めています。新卒で入社した1社目の会社は大手証券会社で、仕事内容は営業が1年半、バックオフィス系の企画・事務を5年半程度となっています。大手の証券会社でしたのでしっかりした制度が整っており、その面ではとても良い会社でした。

残業もそれなりにありましたが、ブラック企業ほどではなく、社内の雰囲気も良かったので、7年勤めることが出来たのだと思います。

2社目はベンチャー系人材コンサル会社に営業として入社しました。主に営業職としての業務でしたが、8カ月での転職となりました。

バックオフィス系の企画・事務より営業の方が好きでしたので、営業としての仕事内容は自分に合っており、不満はありませんでした。ですが、まさに「振り回された」形での転職でしたので、この会社での8か月はあまり良くない思い出です。

かなり残業が多い会社で、毎日体も心も疲れきっていたのを覚えています。

現在勤めている3社目の会社は大手人材広告会社で、人材紹介部門にて働き始め2年7カ月が経っています。社内環境も良く、遣り甲斐の感じられる仕事内容で2社目に比べるとかなりストレスがなく働けていると思います。

最近はやっと周りにも自分の仕事が認められてきたところで、さらなるスキルアップを目指して頑張っているところです。

2度の転職を決めたきっかけ

まず最初に1社目の大手証券会社を転職しようと思ったきっかけは、年齢と勤務地を考えてのことでした。私は28歳で結婚し、29歳で1児の父となりました。子供が生まれて間もなく本社から北陸の支店に転勤が決まり、私の転勤族が確定しました。

私自身、証券会社のビジネスモデルが好きでなかったことと、子供と妻を抱えても転勤族になることに反発を覚え、北陸に赴任した後から転職活動を行い、人材系ベンチャーへ転職を決めました。

30歳に近づき、自分の今後の働き方や仕事内容についてもしっかり見直したいと考えたことも理由の一つです。人材系への就職は20代前半から興味があり、転勤族に決定したということは、今振り返るとある意味ありがたいきっかけでもありました。

その後2社目となるベンチャー系人材コンサル会社で働き始めたわけですが、この会社の転職のきっかけは業務内容と会社に対する不信感が大きな理由です。

この会社に入社の際に受けた説明としては、人材紹介業と人事評価コンサル業の2輪を回して、ベンチャー企業のHR(人材)領域のお手伝いをするということだったので、会社のコンセプトに惹かれ、入社をしました。

しかし、実情として、人材紹介のクライアントはごくわずか、紹介業のノウハウも正直あってないようなもので未経験で入社したにもかかわらずどうしていいのかわからない状況。

加えて、人材評価コンサルの納品業務が次第に増え、私はその納品業務に追われるも成果として認められないなど悪循環が続いていました。

残業もかなり多く、深夜0時を過ぎるまで働く日が続きました。たまの飲み会で早めに帰宅する時は、変わりに休日を利用して働かなくてはいけない仕事量で、とにかく必死でした。

かなりストレスが溜まっていたものの、やりたい仕事だったということもあり、転職までは考えていなかったのですが、私がこの会社に勤めてから半年経ったある日、会社から人材紹介業は縮小する旨の発表がありました。

それに加え、会社側から私個人の売り上げが上がっていない状況から、軽微なミス(詳細は割愛しますが正確にはミスではない)をやり玉に挙げられ、退職勧告を受けました。退職勧告に対して戦うこともできたのですが、とても続けていきたいと思える会社ではなかったので、そのまま退職、転職活動へと移りました。

転職活動は人材紹介会社を頼って

1社目から2社目の際は、当時北陸に住んでいたため東京まで遠征しての転職活動を行っていました。

当初は事務企画系の部署が長かったため、有給を無理やりとったり、夏休み中に集中して面接を受けたりしていたのですが、芳しい結果が出ませんでした。

一時転職活動をやめ、証券会社の営業活動に集中していたのですが、自身はバックオフィスの仕事より、営業職のほうが性に合っていると感じ、営業職での転職という方向性に切り替えました。

また、もともと大学では労働法を専攻し、ゼミでは最新の労働事情を勉強していたこと、三田紀房氏の漫画「エンゼルバンク」などを読み、人材紹介業に興味をもっていたことから、人材紹介の営業職を目指そうと考えました。

また、人材紹介業は土曜日に面接が組めるケースも多かったため、会社を休まなくても済むというのも利点の1つでした。こうして、数社面接を受けるうちに2社目の人材系ベンチャー、専門職系の紹介会社、身体障碍者向けの紹介会社3社から内定をもらい、コンセプト、年収などを考慮して2社目の人材系ベンチャーにお世話になることを決めました。

なお、このときは人材紹介会社4社と人材広告(リクナビネクスト)を使い、入社したのは最終的にリクナビネクストに掲載されていた会社でした。

残念ながら2社目のベンチャー系人材コンサル会社では入社8か月たった後、退職勧告受けたので、その時点から再度の転職活動を始めることになりました。転職活動を始める上で、会社から出された条件としては「有給は納品する手が足りないから使わないでほしい。その代り、業務時間中自由に面接に行くことは許可する」というものでした。

勝手な言い分ではありましたが、いつでも自由に動けたので転職活動するにはとてもやりやすかったです。

人材紹介の世界で勝負したいと考えて2社目に入り、いろいろと大変な想いもしましたが、やはりまだ勝負してみたいという想いは変わらずにありました。仕事に対しやりがいも感じていたので、大手人材紹介会社での就労をめざし転職活動を開始しました。

結果、現職の大手紹介会社と技術者派遣会社の紹介部門の2社に内定をもらい、現職での就労を決定いたしました。なお、3度目の転職活動では個人でやっている人材紹介会社からの入社となりました。

幸い2度の転職ともに長期に及ぶことはなかったので、集中力を切らさず転職活動ができていました。あまり長期戦になるとモチベーションも下がり、なかなか決めることができなくなると聞いていたので、できるだけ短期間で決められるよう少し無理をしてでも面接などを詰め込んだことが良かったのではないかと思っています。

1度めの転職が失敗だったからこそ今が。

現職についてから早くも2年半以上が経ちますが、直近の売り上げは厳しいながらも、社内では得意領域を認識され、ベテランとして(退職者が多い業界なので)頼りにされることも多くなりました。

社内環境は、人間関係で悩むことはあるものの、1社目同様に大手だけあってしっかりとした体制が出来上がっていることもストレスなく働くことができている理由だと思います。

2社目があまりにもひどい仕事内容だったこともあり、残業もさほど多くない今の会社は本当に働きやすいです。やはり、しっかり体を休めることや、仕事以外の趣味でストレス発散をするということは、大切なことなのだと実感しています。

そういったことを考えると、2社目を経験したことは私の人生において無駄ではなかったと感じるようになりました。また、当初私が20代から抱えた目標として、この人材紹介業界で食べていく、ということも実現できてきているのではないでしょうか。

また、当初私が抱えた目標として、この人材紹介業界で食べていく、ということも実現できてきているのではないでしょうか。

ただ、専門的な話になりますが、現職は片面と呼ばれる、営業担当と求職者担当が異なる形式の人材紹介業で、もっと自分自身完結できる仕事がしたいと考えていることから、営業担当と求職者担当が同一形式の人材紹介業に従事するか、事業会社の人事を目指そうか現状思案中です。

自分では確実にスキルアップできている実感があるので、2度の転職と今後あるかもしれない転職は、その上で必要な経験だと感じています。2社目で散々な目に合った際には、転職したことを悔やんだりもしましたが、今こうして自分のやりたい仕事内容で働けていることを考えると、必要なことだったのだと思います。

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