テレビ局へ転職するには?経験者に転職する方法と体験談を聞いてみた。

テレビ局への転職のアイキャッチ

テレビ局に転職したいけど、転職サイトを見ても制作会社しか見つからない…

テレビ局に転職するにはどうすれば良いのか?

なんて悩んでませんか?

 

たしかにテレビ局で働くって憧れますよね。

テレビ局で働いてるって聞くだけで、どこかクリエイティブで業界人っぽくて、イメージは間違いなく良いですよね。笑

 

今回はそんなテレビ局の転職について、

どうすればテレビ局に転職できるのか?

未経験でもテレビ局に転職することってできるのか?

ということについて紹介します。

 

今この記事を見ていただいているということは、少なくともテレビ業界への転職に興味があったりしますよね?

そこで・・・

私、「30代の転職ホントのトコロ」ライターの倉石とともに、一緒にナビゲートをしてくれる強力な助っ人をお願いしました。笑

元銀行マンで中途採用でテレビ局に転職した横江さん(仮名)です。

横江さんの転職経験とテレビ局で働いている現状から、テレビ局へ転職について紹介していきます。

 

やみくもに転職サイトで探してもテレビ局の求人って結構なかったりするんですよね。制作会社はあったりしても…。

しかし、この記事を読んでいただければ、テレビ局へ転職する方法が分かります。

 

ではそろそろ紹介していきます。

テレビ局に転職した現状を聞いてみたら、思ってた以上に…充実してる。

テレビ局に転職してガッツポーズする男性

倉石

横江さんよろしくお願いします。テレビ局で働くようになって現状はどうですか?
お願いします。仕事は忙しくて規模感も大きかったりするので大変は大変ですね。でも日々充実していて、忙しくても楽しいですね。

横江さん

倉石

羨ましいですねそれ(笑)やはり転職して良かったという感じですよね?
そうですね転職して良かったです。私の場合給料は若干下がりましたが、それでもやりがいと充実感を感じて仕事することができています。

横江さん

 

はじめまして。現在テレビ局で働いている横江と申します。

まず先に、テレビ局に転職して現状どうなのか?ということについて触れてみますね。

 

もともと銀行マンだった私はノルマと数字に追いかけられ続けていました。

テレビ局に転職した今でも、暗黙のノルマや数字は当然あります(笑)しかし銀行マン時代とは違って、仕事を楽しみつつノルマや数字を追いかけているといった状況です。

 

学生時代から友人と音楽イベントを開催したりしたこともあり、銀行に就職してからも常に「楽しめる仕事がしたい…」という気持ちは漠然と持っていました。

テレビ局に転職してイベント関係の部署で働いているのですが、今は「やりたいことができている」といった感じです。

クリエイティブなことや何かを作り上げるという仕事がしたい人には、テレビ局の仕事は向いているんじゃないかと思います。

 

正直にお話すると、先ほども少し触れましたが、給料は銀行マン時代よりも年収にして30万円ほど下がりました。

しかしそれでも、仕事が充実するというのはお金だけじゃないんだと実感しています。

 

未経験でもテレビ局に転職できる?転職で気になることを聞いてみた。

質問の答えを考える女性

倉石

横江さんはもともとテレビに関係するような学校に通っていたりしてたんですか?
いえ、全くです。普通の大学に通って新卒で銀行に就職しました。テレビに関係するような、たとえば映像や音声に感するような知識は無く、未経験でテレビ局に転職しました。

横江さん

倉石

未経験でも転職できるんですね。知らなかったです。

 

テレビ局に転職したいと思っていたとしても、未経験でも転職できるのか?ということや、どんな知識や技術がいるのか?など、いくつか気になることってありますよね。

知り合いにテレビ局で働いている人がいない限り、どんな人が働いているのか?ということすらあまり見えてきませんよね。

そこで…

テレビ局で働いている横江さんに、テレビ局に転職する人が気になる質問を聞いてみました。

未経験でテレビ局に転職することはできるの?

未経験でテレビ局に転職した人はいる

未経験でも転職できます。実際に私も未経験でしたし、同じ部署にも未経験から中途採用で転職した人もいます。

横江さん

 

私自身も転職する前は、未経験でしかも30歳を過ぎてテレビ局に転職なんてできるのか?なんて悩んでいた時期もありました。

でも、未経験でも問題なく転職することができました。

局内を見渡してみても、未経験からテレビ局に入ったという人はそこそこいます。

倉石

放送関係の学校や経歴がある必要は無いんですね。

もちろん映像や音響関係を大学で専攻していたり、専門学校出身だという人もいるのですが、そういう人たちはテレビ局の中でも技術職についていたりします。

 

私が所属している部署はイベント関係の部署ですが、技術職以外の部署もたくさんあるので、テレビ業界が未経験だったとしても転職は可能です。

ちなみに私が所属している部署はイベント関係の部署なのですが、映像や音響の知識よりもマーケティングに関することが求められたりします。

なのでテレビに関係するような学校を出ていなかったり、テレビ業界が未経験だったとしても諦める必要は無いです。

 

そもそもテレビ局って中途採用の募集をしてる?

テレビ局の求人は非公開が多い

中途採用の募集は不定期ですがあります。

横江さん

 

テレビ局も一般企業と同じように中途採用の募集はしています。

しかし、「あまりテレビ局の求人を見かけたことが無い」という人が多いのも分かります。

倉石

たしかに制作会社の募集はよく見ますが、テレビ局の募集ってあまり見ないですね。

 

なぜかというと、テレビ局の求人は一般公開の求人ではなく、クローズド(非公開)の求人で行われることも多いからです。

実際に私が転職した時もクローズドの求人で見つけて応募しました。

なぜテレビ局の求人がクローズドで行われるのかというと、理由は2つあります。

 

テレビ局の求人クローズドの理由

  • 少数の募集だから。
  • 一般募集すると応募が多いから。

 

というのが理由です。

 

そのため一般的な転職サイトだと、制作会社やテレビ局系列の制作会社の募集はあったとしても、テレビ局自体の中途採用というのは見かけることが少ないかと思います。

クローズドになっているテレビ局の求人をどこで見つけられるのか?

というと…転職エージェントで募集されているパターンが多いです。

 

なのでテレビ局の求人を探している方は、転職サイトに掲載されるのを待つより、転職エージェントに登録してみた方が見つかる可能性は高いです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントおすすめエージェント用
⇒取り扱い求人の案件数が日本でもトップクラスだから、転職したい職業のクローズド案件が見つかる可能性が高い

 

ビズリーチ

ビズリーチのキャプチャ画像
⇒ミドルクラス以上の求人が中心で、クローズド求人の中でも条件が良い非公開求人が見つかりやすい。

 

テレビ局の中途採用を探すなら、転職エージェントで探すことは欠かせないです。

 

テレビ局の中途採用が募集される時期は?

募集される時期は特に決まってません。

横江さん

 

中途採用が募集される時期については、他のテレビ局はどうなのかわかりませんが、私が働いているテレビ局では募集時期について特に決まっていません。

そのため、募集される時期を狙ってテレビ局に転職するというのは難しいです。

倉石

ではテレビ局に転職したい人はどうすれば?

私はテレビ局に転職したい!と思っていたので、転職エージェントにテレビ局の募集があったら教えてくださいと伝えました。

たまたまタイミングが良くて1ヶ月後ぐらいにクローズドのテレビ局の中途採用に巡り合った形です。

 

テレビ局に転職したいなら転職サイトで待つのではなくこの方法で!

テレビ局に転職する方法

倉石

テレビ局に転職を考えている人にとってベストな転職活動の方法ってありますか?
そうですね。やはり転職サイトに掲載されるのを待っていても仕方ないので、自分から動いた方がいいですね。

横江さん

倉石

テレビ局の求人がクローズドが多いならなおさらですね。
私も転職する前は転職サイトに掲載されるのを待っていたのですが、結局時間の無駄でしたね…。笑

横江さん

 

テレビ局に転職したいと思っている人の中には、転職サイトで探したりする人もおられるかと思います。

でも先ほども軽く触れましたが、テレビ局の求人はクローズドになっていることが多いので、一般的な転職サイトだとクローズドの求人は見つけられません。

私もいくつも転職サイトをチェックして、テレビ関係の求人掲載されたらアラートが来るようにしていました。

しかし、それでも見つかりませんでした。

 

じゃあテレビ局に転職するにはどうすれば良いのか?

というと、私がテレビ局に転職した経験を元にベストな方法を紹介すると、

転職サイトではなく転職エージェント経由で探す方法がベストです。

その理由は、

 

転職エージェントで探す理由

  • クローズドのテレビ局の求人は転職エージェントでしか見つからない。
  • テレビ局系列の条件の良い制作会社が見つかる可能性がある。
  • 現在の仕事を続けながらテレビ局の求人を探すことができる。

 

この3つの理由があるからです。

 

具体的にどんなテレビ局に転職したいなら、どんな転職エージェントが良いのかというと…

利用すべきエージェント

  • 地方にも拠点がある大手の転職エージェント
  • ミドルクラス以上の求人を積極的に扱っている転職エージェント

になります。

 

なぜかというと、

地方にも拠点がある転職エージェントだと、東京・名古屋・大阪といった大都市以外のテレビ局の求人も取り扱っている可能性があるからです。

それと、基本的にテレビ局の求人というのはミドルクラス以上の求人になります。

そのためミドルクラス以上の求人を扱っている転職エージェントでなおかつ大手の転職エージェントを利用するのが理想的です。

 

この条件に当てはまる転職エージェントというのが、

リクルートエージェント

リクルートエージェントおすすめエージェント用
⇒非公開求人の案件が日本でもトップクラスのリクルートエージェント公式サイトでテレビ局の求人を探す。

 

ビズリーチ

ビズリーチのキャプチャ画像
⇒ミドルクラス以上の求人が豊富なビズリーチでテレビ業界の求人を探す。

 

この2つの転職エージェントがおすすめです。

どちらの転職エージェントも大手で地方にも拠点がある転職エージェントで、なおかつミドルクラス以上の求人も取り扱っています。

中途採用でテレビ局に転職して仕事のやりがいを手に入れた体験談

銀行からテレビ局へ転職した体験談

倉石

横江さんは銀行員からテレビ局に転職して良かったと思っていますか?
そうですね転職したのは正解でしたね。仕事に対して初めてやりがいを持てたことが大きいです。

横江さん

倉石

仕事へのやりがいってやはり大きいですよね。今後もテレビ局で働き続けられますか?
この先どうなるかわかりませんが、今はテレビ局での仕事に魅力を感じていて不満も無いので続けていきたいと思っています。

横江さん

 

30歳で銀行から転職を考えたきっかけはノルマとサービス残業

やりがいを感じられなかった

私は新卒で銀行に就職し、約6年半ほど在籍していました。

私が銀行から転職するきっかけとなったのは、

 

銀行から転職するきっかけ

  • ノルマが過大&獲得項目の種類が多すぎた。
  • サービス残業が蔓延していた。

 

この2つのことがきっかけとなりました。

 

銀行は昨今の低金利化などの煽りを受け、金融機関が融資だけでは利益を確保出来ない時代となっています。

一昔前の金融機関では預金を集め、融資を行えば仕事を終える事が出来ました。

しかし現在では融資での利益確保が出来ない部分を、預かり資産等(保険や投信など)の手数料収入で賄う事となります。

 

融資先(資金を必要としている先)と預かり資産提案先(余剰資金を持っている顧客)では基本的にはターゲットが異なり、日々の活動量は倍以上のものとなります。

獲得項目が増える度、異なる提案先が増え、日々の活動が回らなくなります。

 

そのため、若手が多い店舗ですと元々のノルマに加え、若手が獲得出来なかったノルマに関しては他の担当者が連帯責任を負うのです。

1人ずつの目標も元々膨大な中、他の担当者の未達成部分も追うことになり、数字は非現実的なものとなります。

 

その結果これまでメイン先として利用頂いていた先からクレームなどが入るようになり、
その対応などで時間が取られノルマが達成できないという悪循環に突入します。

当然ノルマが達成出来ない部分は残業して項目を追いかける事になりますが、残業代(人件費)も支店の経費として考えられる為、少しでも経費を増やさないようサービス残業が蔓延してしまうのです。

私が銀行に在籍していた期間でも、約70名いた同期達が20人まで減っておりました。

 

転職先をテレビ局に決めた理由は…やりがいとクリエイティブ

転職に踏み出すビジネスマン

これから先もノルマによって、自分の時間を削られていくことに嫌気がさした私は銀行を退職することに決めました。

それと同時に、転職先の候補としてテレビ局に転職することを考えました。

 

なぜテレビ局に転職を決めたのかというと…

私は学生時代から友人たちと音楽イベントなどを主催していたことがあり、大人数で何かを作るというクリエイティブな仕事に憧れを持っていたからです。

言ってみれば銀行員とは反対の仕事ですね。笑

 

それともう一つの理由が、銀行の上司や先輩を見返してやりたかったということです。

銀行を辞めた後に「アイツも辞めなかったらな〜」なんて思われたくなかったからです。

テレビ局に転職への転職であれば、上司や先輩もそんなことを思わないだろう考えたのです。

今となっては当時の上司や先輩にどう思われても関係なかったんですけどね。笑

 

そんな理由で私はテレビ局に転職したいと思ったのです。

 

転職サイトではテレビ局は見つからず、転職エージェントに相談。

転職エージェントに相談

転職活動に関してですが、まずは有名どころの転職サイトでテレビ局の求人を探しました。

実際にテレビ局の求人を探してもらうと分かるのですが、転職サイトだと制作会社の求人はあってもテレビ局の直の求人ってほとんど出てこないのです。

それでもテレビ局に転職したい。

そこで私は転職エージェントに相談することにしました。

 

転職エージェントからはいくつか条件の良い企業の提案をいただきましたが、テレビ局に転職したかった私は担当の転職エージェントに、

「テレビ局にどうしても転職したい」

という意思を伝えて、テレビ局の求人があれば連絡をもらえるようにお願いしました。

 

そして1ヶ月ほど経った頃に転職エージェントから連絡をいただきました。

テレビ局のイベント部署での求人があったのです。

制作や現場、それに営業でもなくイベント部署での求人。

学生時代に友人と音楽イベントをしていた私からすると願ってもいない求人でした。

すぐに転職エージェントに応募することを伝えて、書類審査と面接に挑みました。

その結果…

無事に採用となり、テレビ局のイベント部署への転職が決まったのです。

 

テレビ局へ転職し仕事への仕事へのやりがいを感じることができた。

仕事のやりがいを取り戻せた

テレビ局の収入は大部分がCM出稿によるものですが、CMの枠には制限があるため、
各局が放送外での収入を獲得しようとイベントや、新規ビジネスに力を入れています。

私の所属するイベント企画部署も放送外収入の獲得を目指し、飲食イベントや音楽イベント、演劇などの舞台・・・など様々なイベントの企画運営を行っております。

 

私が勤務するイベント部署でもノルマはあります。

しかし、銀行員時代のノルマとは違って、部署の全員で協力してノルマ達成に向かうという一体感があるので、残業があったとしても嫌に感じることはありません。

 

テレビ局のイベント部署ですので、イベントのPRで番組と連携したり、イベントに協賛社などが付いた場合は営業担当者などとも連携するなど、イベント関連の他社にはない、テレビ局ならではの仕事を体験することができています。

また、テレビ局のイベント部署という事で、扱うイベントの規模も大きく仕事へのやりがいがあります。

 

給料面に関しては、銀行員時代からは30万円ほどダウンして、現在の年収は550万円ほどです。

しかし勤務時間も圧倒的に少なくなり、残業代についてもしっかりと満額支給されています。

それに銀行時代にはお付き合いで様々な物を購入させられていましたが(おせち・ケーキ・鰻など)顧客と直接関わる仕事では無くなったため、個人で何かを負担する事は一切ありません。

必要なものは経費として正当に申請出来、年収は下がったものの日々の時間と生活費はむしろ余裕が出ております。

 

仕事とプライベートの充実。テレビ局に転職したことで会社に行くことを億劫に感じたことはありません。

仕事へのやりがいと充実感を感じて、日々生活できていることに感謝しています。

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