【体験談】街の電器屋から車の設計事務所への転職

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今回紹介する転職体験談は30代目前に街の電器屋さんから車の設計事務所に転職をした男性Uさんの転職体験談です。

Uさんは地域の人の役に立ちたいと、街の電器屋での仕事を選んだのですが実際の仕事内容はというと、思っていた地域との密着とは程遠い外回りの営業がメインの仕事内容だったのです。次第に仕事に意味を見出せずになってゆき転職することを決意するのですが…

よくテレビなどで放送されている地方で働く若者の姿って、人との関わりが深かったりというような状況が映し出されていますが、実際に足を踏み入れてみると全てがそういうテレビで流れているような事ばかりではないのです。

それではUさんの転職体験談を紹介します。

街の電器屋さんでの仕事内容

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転職前に私がしていた仕事は、いわゆる街の小さな電器屋さんでした。大手のビッグカメラやヨドバシカメラ、ヤマダデンキなどで購入される方がほとんどだと思うのですが、私が暮らしていたのは田舎で大手の家電量販店は近郊にはなく、小さな電器屋として成り立っていたのです。

その電気店で働き出した頃は、「この街の小さな電器店で電化製品を販売したり、修理したりすることで地域社会に貢献し、周りの人の役に立ち人の気持ちに触れながら暖かく働いていきたい!」と思っていました。

しかし、現実は大分違うものでした。

仕事内容の大部分は営業活動だったのです。自転車にチラシを詰め込んで、付近の家をしらみつぶしにポスティングして回るのです。入社した当時は新人だった私に車が用意されるワケもなく、1日中自転車に乗ってポスティングをするというのが当たり前でした。

そして、ポスティングした次の日にチラシを入れたお宅を訪問して「家電製品でお困りのことはありませんか?」と聞いて回るという昔ながらの営業スタイルでした。

入社当初は、インターネットが発達した現代でこんな方法で上手く行くのか?と思っていましたが、ご年配の方には「家電製品を買えば他のことを何でもやってくれる便利な奴だ。」とのことでポツポツと、相手にしてくれる方もいました。

テレビなどでも田舎の電器屋さんなどがホノボノとした感じで放送されていたりするのですが、その裏にはなかなかハードな営業活動があるのです。

そして営業活動の合間に、先輩や上司が販売した電化製品の配送の手伝いも仕事です。仕事内容の90%が営業活動で残りの10%が配送と行った感じです。

家電の修理をしてお客さんにほっこりと喜んでもらえる…と最初に思い描いていたようなことはほとんどなく、営業活動でも数字は厳しく求められました。

これが私が転職前にしていた街の小さな電気屋での仕事内容です。

電器屋から転職をしようと思ったきっかけ

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仕事をして数年経ったある日のこと、私がよくポスティングをしているマンションにその日もポスティングしにいくと、ゴミ箱に私が前日に入れたチラシが大量に入っているのを見つけました。たまたまその日はいつもと違う時間に訪れたのですが、チラシがゴミ箱に大量に入っているのを見たのはその日が初めてでした。

そして、その時に気付いてしまったのです。

「もしかしてこのポスティングや訪問って結構迷惑なんじゃないかな?」

そう思ってしまった後は、その日はもう営業活動はできませんでした。売上を上げるために1日かけて自分が担当する地域を周ってポスティングをする、でもそのチラシの大部分は読みもされず捨てられている。さらに迷惑がられているかもしれない…

その後は「営業活動にいってきます」と言って会社を出ても、いつもの様に家やマンションにポスティングをしたり訪問をすることはできなくなり、ただ自転車で地域をグルグル回るだけになっていました。

そして、就業時間中はずっと頭の中で様々な思いがぐるぐると渦巻いていました。

「そもそも、この営業活動を自分がやられたら嫌じゃないか?」

「もし、就職してなかったら自分は街の電気屋さんで家電製品を買うか?」

「この仕事は、社会に必要な仕事なのか?」

などです。

今にして思えば、入社してすぐに自分が思っていた街の電器屋の仕事と違うと感じた時に気付くべきことなのですが、自分の生活のこともあって何年も続けていたのです。

それと、近所にあったいわゆる街の酒屋さんやクリーニング店がどんどん閉店してゆくのを目の当たりにして、今働いている電器屋もいつまでも持つかわからないということも考え始めました。

そして、「このままではどう考えてもダメだ。」と思い転職することを決意したのです。

転職エージェントを利用しての転職活動。

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転職しよう!と決意したのは良かったのですが、当時の私には転職するにはいったい何から始めたら良いのかさっぱり分かりませんでした。

地方に住んでいたのですが、親が体調を崩していたこともあり都会に出て仕事をするということもできませんでした。

そこで、まず始めたのはインターネットの転職サイトに登録をしたのです。転職サイトに登録はしたものの地方のため仕事が少なく、その中に自分がしたいと思うような職種が無かったのです。

生活のこともあり、仕事を選んでいる状況じゃないということは自分で良くわかっていたのですが、間も無く30代になることもあり、どこでもいいからとにかく仕事をして合わなかったらまた転職をするというようなことはしたく無かったのです。

電器屋の仕事をしながら家に帰っては転職サイトを見つつ、自転車で外回りをしている時もハロワークに寄ったりして仕事を探していたのですが、なかなか希望の転職先というのは見つかりませんでした。

そんな時に、転職サイトの広告欄に「転職エージェントを利用してみませんか?」と、いう広告を見つけました。その時は転職エージェントという名前ぐらいは聞いたことがあったのですが、どういったことをしてくれるのか?というのは知りませんでした。

何気なくクリックして内容を見てみると、自分に会う仕事を探すためには自分で探し回るよりも転職エージェントに頼ってみる方が良いのでは?と思い、登録をしてみたのです。

1つ不安があったのが、私が住んでいたところが地方だったこともあり、転職エージェントは都会の方を対象にしているのでは?ということでした。

でも、その3日後ぐらいに転職エージェントの方から連絡をいただき、一度お会いさせていただくことになったのです。

転職エージェントの方に相談させていただいたのは、

・営業の仕事じゃない方が良い。

・将来的に給料アップが見込める仕事が良い。

というこの2点でした。あと、都会に出て仕事をするという選択肢もありませんでした。できる限り今住んでいるところから通える範囲で仕事をしたかったのです。

このことを転職エージェントに伝え、自分のこれまでの経歴を話し、エージェントの方からいただいた転職先の提案が、

・車の設計事務所

・建設会社

この2つでした。なぜこの2つの業種だったのかというと、私は大学時代に工学部で多少なのですが設計のことを勉強したことがあったためです。

提案された時は、あまりにも今の仕事と違いすぎてビックリしたのですが、両社ともアシスタントのような人を募集しているということだったので、私もこの仕事ならと思い社とも面接に行かせていただくことにしました。

電器屋の仕事とは違う全くの異業種だったので、履歴書や職務経歴書にどういったことを書けば良いのか分からなかったのですが、転職エージェントの方にサポートをしてもらって書類もなんとか書くことができました。

そして、両社とも面接を受けて採用の連絡をいただいたのは車の設計事務所でした。どちらかの会社に入社できればいいなと思っていたので、連絡をいただいた後スグに入社することを決めました。

地方に住んでいる私には転職エージェントは無縁かなと思っていたのですが、ちゃんと親身になって相談を聞いていただき、30代を目前に転職に焦っていたので転職サイトで探しているだけだったらさらに不安になっていただろうなということは容易に想像できます。

そういう時に転職エージェントの方に相談に乗っていただけたことは心強かったですね。

⇒評判の良い転職エージェントはこちらの記事で

車の設計会社に転職した後の仕事内容や転職後の感想

車の設計会社での仕事内容

車の設計会社に転職した後は、3ヶ月間の研修期間を過ぎた後に、某大手自動車メーカーのプロジェクトに配属され、まずはメインの自動車設計士のアシスタントとして働き始めました。

私が転職した車の設計会社では、自動車の運転席周りのインパネ部分の設計を行う会社で、1日中パソコンでデータを作って設計を進めていく仕事です。前職の電器屋では、1日中のほとんどが自転車で外回りだったのですが、真逆の環境で最初は戸惑いました(笑)でも自分にはどうやらパソコンを1日中触って何かを作っているというのが合っています。

始めは分からないことしかなく、よく言う「何が分からないのか分からない」ということがありますが、最初は本当にその状況でした。でも戸惑いながらも何とか仕事をこなしていく日々でしたが、先輩や上司に助けられ少しずつ仕事はこなしていけるようになりました。

この仕事では、前職の時に悩んでいたような営業の仕事をすること自体が嫌がられているのでは?というような不安はなくなりました。ですが、前職とはまた違った辛さがありました。

それは車の設計では、段階的に設計期間の締め切りがあります。締め切り前になると、会社に何日も泊まり込んで仕事をすることもあり、家に帰ることができません。そして、締め切りに間に合わせないといけない!と、いう前職とは違う辛さはあります。

ですが、行っている仕事自体にはやりがいを感じていて、前職の時よりも誰かの役に立っているということ、仕事に意味があるということは実感できているのは嬉しいですね。仕事って確かに給料なども大事だと思うのですが、自分自身が意味のある仕事だと感じることが大事なことなんだなということがわかりましたね。

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