転職回数が多いけど転職したい。転職回数で不利にならないための方法

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この記事を読むと解決する疑問・悩み

  • 転職回数が多いから不採用になるかも…
  • 転職回数だけで判断されたりするの?
  • 応募書類や面接での対策方法が知りたい。

 転職回数が気になる人のベストな転職方法を紹介
証転職回数が多くても今のまま我慢しなくて良い!

 

転職回数が気になる人が採用されるためのベストな転職方法
を先に見る▼

 

 

 

転職する時に自分の経歴を思い返していたり、職務経歴書を書いている時にふと、

エッ・・・転職回数が多いかも

なんて思ってしまうと、

転職回数が多いから転職は厳しいかも…

もしかすると転職回数が多いから書類選考で落とされるかも?

と不安になってしまいますよね。

 

そこで今回は、

転職回数が多いと転職が不利になってしまうのか?

という事と、

転職回数が多くても採用されるには?

この2つの事について紹介してみたいと思います。

 

まず最初に結論をお伝えすると…

転職回数が多い理由をちゃんと説明できれば、転職回数は不利にならない

これが結論です。

 

私も採用担当をしているので、転職回数が多い応募者の人を実際に見てきました。

転職回数が多くても、採用される人・不採用になる人がいます。

なにが違うかというと、転職回数が多い理由が前向きなのかどうかの違いです。

 

とはいっても、転職回数が多いことを具体的にどうポジティブに説明すればいいのかって分からないですよね?

でもそれを知らないと、転職回数が原因で転職したくても不採用が続いて…なんて事にもなりかねません。

 

転職回数をカバーする方法が分かる!

 

しかし、この記事を読んでいただければ、転職回数が多いことをポジティブに説明するにはどうすれば良いのか?ということが分かっていただけるはずです。

転職回数が多いことが不安で転職に前向きになれない…という人はぜひ参考にしてください。

転職回数にとらわれてしまって将来の選択肢を狭くしないためにも!

 

日本の会社は転職回数が少なくて、長く働いてくれそうな人が好き

goodサインをする企業の採用担当

なぜ転職回数が多いと不利になると感じてしまうのか?

それは・・・

転職回数が多いと短期間でまた転職すると思われそう

これが全てですよね。

 

企業側からしてみれば、せっかく採用した人にすぐ転職されてしまっては困るワケです。

なぜなら、採用の段階から求人広告を出したり、採用してからも仕事を教えたりと、お金や時間のコストがかかっているからです。

それに仕事をようやく覚えた人に転職されてしまっては、場合によっては仕事が回らなくなることも考えられるのです。

 

言い換えるなら、

すぐに転職しそうな人を正社員として採用するメリットが企業側には無いからです。

そのため、すぐに転職しそうな人を見抜く判断基準として、これまでの転職回数が多いか少ないかを判断基準にする企業もあるのです。

 

転職回数だけで判断する会社もある。

 

「年功序列は終わった」とか、「副業解禁」だとか言われていますよね。

それなのに…

日本の会社は長く働いてくれそうな人が好きです。

今でもこうした会社が多いのは事実です。変な話ですよね。笑

 

しかし、転職回数を気にしているあなたも薄々気づいていますよね?

そうなんです。

だからこそ「転職回数が多いと不利になるかも…」なんて気になってしまうのです。

 

でも・・・!

転職回数が多いかもしれない。といって転職を諦めて、このまま今の会社で我慢し続けたとしても先が見えてしまいますよね。

転職を諦める必要はありません。

実は、転職回数が多いこと自体が不利になるのではなく、別のことが原因で転職を不利にさせてしまっているケースが多いのです。

転職を諦める必要はない

 

転職回数が多いと転職は不利になる?実は回数ではなく…

転職回数が不利になる原因を伝える女性

転職回数が多いかも?と思っている人の中には、転職回数が多いと不利になると思っている人がかなり多いです。

しかし先ほども少し触れましたが、転職した回数が原因となって不利になっているのではなく、

 

転職が不利になる原因

  • 転職回数が多い理由を説明できない。
  • 在職期間が短い転職が続いてる。

 

この2つが原因となって転職が不利になっているケースがほとんどです。

具体的にそれぞれどういうことかというと…

転職回数が多い理由を説明できないと転職は不利になる。

転職理由を伝えられず後悔する人

Aさん

特に理由はないのですが、仕事にやりがいが無くなって転職しました。

Bさん

仕事をしている内に●●の分野をもっと知りたいと思い、転職しました。

もしあなたが採用担当だったとして、転職の理由を聞いた時にこの2つのパターンの回答が返って来た時、どちらの答えの方が前向きな印象を受けますか?

※先入観防止のため、2人とも同じ写真にしています。笑

 

間違いなくBさんの回答ですよね。

ちょっと両極端な回答になりましたが。笑

 

そうなんです、転職回数が多かったとしても、理由によって相手が受ける印象は全然違います。

採用担当者があなたの職務経歴書を見たり、面接で話を聞いた時に、

 

大した理由がないのに転職回数が多い・・・

すぐにまた転職しそうだな…

採用担当

 

知識や経験を広げるために転職回数が多い

仕事がハマれば頑張ってくれそうだ!

採用担当

 

こんな印象を受けますよね?

 

転職回数が多かったとしても、理由をちゃんと説明できるかがとにかく大事です。

転職回数が多い人にも様々な理由があります。

自分のスキルアップのために転職回数が多い人もいれば、働いた会社がブラック企業続きで転職回数が増えてしまった人も。

 

どんな理由だったとしても、転職理由が納得できる理由であれば転職回数はそれほど問題ではないです。

しかし、理由をちゃんと相手に伝えることができなければ、転職回数が多いことが転職に不利になってしまうのです。

 

在職期間が短い転職は不利になる。

転職を繰り返して後悔する男性

もう一つ転職回数が転職に不利になる原因として、

在職期間が短い転職を繰り返してる。

ということがあります。

 

具体的に在職期間が短いとはどれぐらいかというと、1年未満の在職での転職です。

在職1年未満での転職が多いと採用担当者は、

「仕事を覚える前にまた転職するかもしれないな…」

なんて考えますよね。

 

人手不足で求人しているのに、また1年未満で転職されるかもしれない…そう感じる人を採用するのはリスクが大きいですよね。

だからこそ、在職期間が短い転職を繰り返している人も転職に不利になることが考えられるのです。

 

ちなみに、転職直前の会社の在職期間の平均データが厚生労働省の統計であるのですが、

2年以上5年未満の在籍期間が27.1%と一番多いです。

参考 転職者実態調査の概況PDF厚生労働省

なのでデータ上では2年未満での転職は短いとも受け取れるのです。

 

厚生労働省のデータを見ると

 

しかし、

前職がブラック企業で生活もままならなくて1年未満で転職してしまった。

家庭の事情でやむ負えなく1年未満での転職を繰り返してしまった。

そんなどうしようもなかった事情があり、在籍1年未満での転職を繰り返してしまった人もおられるかと思います。

在籍1年未満の転職が続いている人も、なぜ1年未満で転職してしまったのか理由をちゃんと説明することが重要です。

 

書類審査の場合は転職回数だけで判断されてしまう場合がある

応募書類を記載する女性の画像

転職回数が多い人からすると、

転職回数だけで採用か不採用か判断されるのかな?

これも気になることだと思います。

 

転職回数だけで採用・不採用が判断される場合があるのかというと・・・

書類審査の場合は転職回数だけで判断されることもあります。

職務経歴書にも転職回数について理由を書く必要がある。

応募書類を見つめる採用担当者

転職回数だけで採用不採用が判断される可能性がある場合としてまず考えられるのが、書類選考の時です。

書類選考の時、採用担当者は応募された書類だけで判断するしかありません。

 

そのため、職務経歴書にこれまでの転職の経歴が淡々と書かれているだけだと、

ただ単に転職回数が多い。

と判断されて、書類選考の時点で転職回数が多いことが原因となって不採用になってしまうことが考えられるのです。

なので、書類選考を通過するためには、

書類作成の時点で採用担当者が納得する転職回数が多い理由を職務経歴書もしくは自己PRに書いておく必要があります。

 

転職回数が多くても採用されるための職務経歴書の書き方・面接への準備

転職回数が多い人のための転職方法

転職回数が多いけど転職したい!

この記事を読んでいただいている人のほとんどは、そう思っている人がほとんどですよね。

できることなら、もう転職せずに済む転職先を見つけたいですよね?

 

そこで、転職回数が多くても採用される方法を、採用担当ならではの目線で紹介します。

転職回数が多い人が職務経歴書を書くときは転職理由も添えて書く

書類審査を通るためには

転職回数が多いと自覚している人が一番してはいけないのが、

説明や理由もなく、これまでの転職の経歴を書いてしまう。

これです。

 

転職回数が多いからこそ、その転職回数が多いことを説明することが重要です。

淡々とこれまでの経歴を書いてしまうと、職務経歴書を見た方からすると、

「転職回数が多いな」

という感想だけで終わってしまいます。

たとえ理由があって転職回数が増えてしまっていたとしても。

だからこそ、職務経歴書を書く時にはこれまでの経歴を淡々と書くのではなく、転職した理由も添えて書くべきです。

 

しかし、理由を書くだけだともう一つ足りません。何が足りないかというと…

転職理由が多い理由をポジティブに書く。

ということです。

 

転職回数が多い理由は人それぞれあると思います。

転職した会社がブラック企業続きだった人

転職した会社が潰れてしまった人

スキルアップのために転職を繰り返した人

など、人によって理由は様々です。

 

理由は様々だと思うのですが、転職活動をするのであれば、

転職回数が多い理由はポジティブに相手に伝える。

書類作成でも面接でも、ポジティブに伝えることが欠かせません。

 

なぜ転職回数が多い理由をポジティブに伝える必要があるのかというと…

Aさん

ブラック企業だったため耐えられなくなり転職しました。

Bさん

自分の評価が他の会社ではどんなものなのか、試してみたくなり転職しました。

※先入観防止のためAさんBさんの画像は一緒にしています。

ブラック企業からの転職だったとして、どちらの理由の方がポジティブに感じますか?

・・・

・・・

Bさんの理由の方が、転職回数が多かったとしてもポジティブに感じますよね。

転職回数が多い理由が、

たとえネガティブな理由だったとしても、転職活動の時にはポジティブに変換する。

これが重要になるのです。

 

面接での転職回数への質問を想定して入念な準備を

面接風景の画像

面接の時に、面接の担当者があなたの転職回数が多いことを疑問に思ったら、

「転職回数が多いですよね?何か理由が合ったのですか?」

「この会社を辞めた理由は何だったのですか?」

といった質問は面接で聞かれます。

 

面接の場合は書類審査とは違って、書き直すことはできません。

そのため面接で転職回数について質問されることを想定して

口頭で転職回数をポジティブに伝えられるように練習しておく必要があるのです。

 

面接の時に緊張して転職回数のことをうまく伝えられなかった…

せっかく書類審査をパスしたのに、もったいないですよね。

 

面接の練習なんて…と思ったりしますよね。笑

しかし、実際に面接の時に転職回数をうまく伝えられない人は本当に多いです。

転職回数が気になっている人こそ、自信を持って担当者に伝えられるように面接の練習は必要です。

 

 

と言われても、書類作成や面接に自信がない。

そんな人は・・・

ポジティブに伝えられるか自信がない…そんな人は悩まず転職エージェントに頼る!

転職者をサポートするエージェント

転職回数が多くても採用されるためには、

採用されるためのポイント

  • 応募書類にも転職回数が多い理由をポジティブに書く
  • 面接でも転職回数についてポジティブに答える

この2つが欠かせないです。

 

というのも、この記事の最初にお伝えした通り、

日本の会社は長く働いてくれそうな人が好き。

だからです。笑

 

転職回数をポジティブに伝える。

言葉にしてみると簡単なことなのですが…

転職回数をポジティブに伝えることができますか?

これ、正直なところ一人ではハードルが高いです。

 

というのも私は採用担当をしているので、転職回数が多い人の面接や応募書類をチェックしますが、ポジティブに伝えられていない人が多いです。

じゃあどうすれば良いのか?

一人じゃポジティブに伝える方法が思いつかない。という人に頼って欲しいのが転職エージェントです。

 

転職エージェントは単に仕事の紹介だけでなく、応募書類作成や面接の練習も手伝ってくれます。

それに転職エージェントは職業柄、転職回数が多い人を何人もこれまでに見てきています。

そんな転職回数が多い人の転職にも、慣れている転職エージェントに相談することで、

転職回数が多いことをポジティブに伝える方法を教えてもらうことができます。

 

リクルートエージェントおすすめエージェント用
⇒リクルートエージェントは転職支援実績NO1だから頼れる!

 

それに、転職エージェント経由で紹介された求人は、書類審査がパスになることもあります。

転職回数が多いと感じている人こそ転職エージェントに頼るのが、転職回数で不利にならないベストな方法です。

 

転職回数が多いと感じるのは何回?転職回数の平均って何回?

転職回数の平均って何回?

転職回数が多いって、そもそも何回転職していたら多く感じられるのか?

年代別の転職回数の平均って何回なのか?

気になりますよね。

 

この何回からが転職回数が多いか少ないかについては、人によって受け取り方が様々なのですが、年代別の転職回数の多いレンジを紹介すると…

 

年代別の平均転職回数

  • 20代の平均転職回数 0〜1回
  • 30代の平均転職回数 1〜3回
  • 40代の平均転職回数 2〜5回

 

日経キャリアの会員を対象にした転職回数のアンケートを参考にすると、年代別で転職回数で多かったレンジをまとめるとこのようになります。

参考 転職ニュース&コラム日経キャリアNET

 

ということは…

 

年代別多いと思われる転職回数

  • 20代なら2回以上転職があると多い。
  • 30代なら4回以上転職があると多い。
  • 40代なら6回以上転職があると多い。

平均値を参考にすると、年代別に多いと思われる転職回数はこのようになります。

 

ちなみに採用担当をしている私と転職エージェントをしている知人とで

何回から転職回数が多いと感じるか?

ということについて少し話をしてみたのですが、参考程度に書かせていただくと…

 

倉石

20代は会社の選び方が悪くて2回ぐらい転職してしまうこともある。
30代で転職回数が多かったとしても、在職期間によって回数は関係ない。

エージェント

こんな感じでした。

何が言いたいのかというと、たしかに転職回数の平均っていうのはデータで見ることはできるのです。

しかし、あくまでも平均でしかなく、採用担当者の考え方や、在職期間や転職した理由によって転職回数が多くても印象は違ってくるのです。

年代別の平均転職回数を紹介しましたが、参考程度にしておいてください。

転職回数が多いから転職を諦める?じゃなくてチャレンジすべき

転職回数を気にせず転職に成功した男性

さて、今回は転職回数について、転職回数が転職に不利になるのか?転職回数の平均は?ということなどについて紹介しました。

この記事を読んでいただいた人の中には、

「転職回数が多いから転職は厳しいよなぁ…」

なんて思われていた人も多いと思います。

 

安心させるワケではないのですが、採用担当をしていると転職回数が多い人って結構います。

しかも、転職した理由がネガティブで、面接で話を聞いても、

「前職は仕事が退屈で…」

「会社の評価制度が最悪で…」

みたいな悪口?みたいな理由を言う人も多いです。笑

 

あなたも本心では転職を繰り返したいワケではなく、本当はもう転職せずに済む会社に出会いたい。

と思っていますよね。

だったら、転職回数が多いからと転職を諦めるのではなく、今回のこの記事でも紹介したように転職回数が多いことをポジティブに変換して転職にチャレンジしてみるべきです。

事実、私が働いている会社でも20代後半で5回転職したことがある人を採用したこともあるので。

 

もし転職回数が気になっていて転職したいけどためらってしまうのなら、転職エージェントに相談してみるのも一つの方法だと覚えておいてください。

 

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転職回数にとらわれて、今後の仕事人生をつまらなくしてしまうのはもったいないですよね。

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